| | 18. 補強コンクリートブロック造の塀の鉄筋のかぶりとモルタル2 |
補強コンクリートブロック造の工事を行うに当たっての注意事項として下記にまとめました。
| ① |
縦目地空洞部への充填モルタルは、ブロックの積み高さ1～3段ごと②充填する「逐次充填工法」により行い、細長い丸棒等を用いて突き、空洞が出来ないように充填します。一日の作業終了字の縦目地の充填は、ブロック上端より5ｃｍ下げて終了とします。
| | ② |
縦筋を配置した横目地の溝の充填は、1～3段ごとに積上げて出来た縦目地空洞部の充填が終わった後、横筋のかぶり暑さの確保に注意しながら、隙間のないように蜜実に充填すします。特に縦目地空洞部との交差部周辺に注意する。
| | ③ |
控え壁の縦の空洞部の充填は、控え壁が接する本体のブロックのフェースシェル（ブロックを積んだ時に見えている長手方向の面のこと。見えている部分と反対側も同様）の部分を欠き、出来た本体の縦空洞部と控え壁の縦空洞部に充填を行います。また、控え壁の空洞部はすべて充填します。
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参考） ③の文章中にあるフェースシェルに対して、ブロックの空洞が
並んでいる部分のリブをウェブシェルといいます。
モルタル
| ① |
目地モルタル及び充填モルタルの4週圧縮強度は18Ｎ/mm2以上とします。下表に示す調合で規定値は上回ることが出来ます。
| | ② |
モルタルに用いるセメントは、ＪＩＳ R 5210（ポルトランドセメント）に定められている
| | ③ |
普通ポルトランドセメントとする。モルタルに用いる砂のうち目地モルタルには最大粒径2.5㎜のものを使用します。また、充填用のモルタルの骨の最大粒径は5.0㎜とします。
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| 補強コンクリートブロック造におけるモルタルの調合 | | 用途 | セメント | 砂 | 備考 | | 目地用 | 1 | 2.5 | 消石灰を混ぜるときは、0.2 入れる | | 化粧目地用 | 1 | 1 | 適量の防水剤をまぜる | | 充填用 | 1 | 2.5 | 軟らかさはブロックの吸水状態を見て決める |
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