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 W-Wallet 合板


1. 合板とは何か

2. 合板の特長・仕様

3. 合板はこうして造ら
  れる

4. 合板の分類 
  使用樹種別分類

5. 合板の分類 
  接着剤の性能別
  分類

6. 合板の分類 
  構造別分類

7. JAS規格のある合
   板・ない合板

8. 合板の規格・種類・
  用途別性能・用途

9. 合板の用途先

10. 合板のサイズ

11. 合板の兄弟
   木質ボード類

12. プリント合板に
   ついて

13. 塗装合板について

14. フローリングの種類

15. フローリングの張り
   方(張り形状)

  8. 合板の規格・種類・用途別性能・用途

 合板の用途が広がるにつれて、それぞれの用途に適合する性能が要求されます。そこで現行のJAS規格では、次表のように制定し分類しています。なお、このJAS規格は平成15年2月27日に告示され同年3月29日から施行されています


合板の規格・種類・用途別性能・用途
JAS
種 類
品等・区分
用 途
合板普通合板普通の一般合板接着性能:1類、2類板面品質:(広葉樹)1等、2等 (針葉樹)A、B、C、Dの組合せ

・ホルムアルデヒド放散量の区分 / F☆☆☆☆、F☆☆☆、F☆☆、F
建築物の内装、家具、建具など一般的な用途に広く使用される合板
コンクリート型枠用合コンクリート型枠に使用される合板(表面に塗装・オーバーレイなどの加工をし接着性能:1類
板面品質:A、B、C、Dの組合せ

・ホルムアルデヒド放散量の区分 / F☆☆☆、F☆☆、F☆
コンクリート打ち込み時にその堰板として使用される合板で、一定の強度を備え建築用の型枠として多用される
表面加工コンクリート型枠用合表面加工が両面の場合の表示 両面塗装又はオーバーレイ表面加工が片面の場合の表示 塗装又はオーバーレイと裏面はA、B、C、D の組合せ

・ホルムアルデヒド放散量の区分 / F☆☆☆、F☆☆、F☆
通常のコンクリート型枠用合板の表面に塗装・オーバーレイなどの加工をしたもの。打放し仕上げに良好な結果がえられるので土木用型枠として多用される
構造用合建築物の構造耐力上主要な部分に使用される合接着性能:特類、1類
強度等級:1級(曲げヤング係数
   曲げ強さ、面内せん
   断強さ)
   2級(曲げヤング数)
板面品質:A、B、C、Dの組合せ(注):強度性能、施工方法等については、日合連発行の ......「構造用合板の手引き」を参照のこと。

・ホルムアルデヒド放散量の区分 / F☆☆☆☆、F☆☆☆、F☆☆、F

建築物の構造上重要な部位に使用される合板で、軸組構法、枠組壁工法住宅の下張りに使用される住宅専用に作られた建築資材。屋根、壁、床の下張りに使用すると建物全体が強固なものとなり、耐久性、耐震性は抜群
天然木化粧合 木材質特有の美観を表すことを主目的として表面又は表裏面に単板をはり合わせた合接着性能:1類、2類

・ホルムアルデヒド放散量の区分 / F☆☆☆☆、F☆☆☆、F☆☆、F

高級家具材:和洋ダンス、座卓、鏡台、書棚、 机、サイドボードなどキャビネット:テレビ、ラジオ、ステレオなど建 材 用:天井、壁面、内装ドアーなど 高級品として幅広く多方面
特殊加工化粧合板表面又は裏面にオーバーレイ、プリント、塗装等の加工を施した合板着性能:1類、2類
表面性能:
  Fタイプ、FWタイプ
   Wタイプ、SWタイプ

・ホルムアルデヒド放散量の区分 / F☆☆☆☆、F☆☆☆、F☆☆、F

Fタイプ:主としてテーブルトップ、カウンター などの高度耐久性がある品質FWタイプ:主として耐久壁面、家具など 湿度温度変化、衝撃性、磨耗性 がある品質Wタイプ:一般壁面、家具などの使用の 品質
単 板積層材(LVL)単板積層構造物の耐力部材以外の造作材に用いるもの接着性能:浸せきはく離試験(2類相当)
板面品質:1等、2等、3等
一般用には建具・家具・楽器などの芯材、パネル、ドアーの枠材、マンションの間仕切り下地材、間柱など
構 造 用単板積層材主として構造物の耐力部材として用いるもの製品厚さ:25mm以上
接着性能:「使用環境1」、「使用環境2」
強度等数:特級、1級、2級
   *右..表1参照

曲げ性能:
180E、160E、140E、120E、110E、 100E、90E、80E、70E、60E

水平せん断・ブロック・せん断性能:
65V-55H、60V-51H、55V-47H、 50V-43H、45V-38H、40V-34H、 35V-30H

木造建築物の耐力部材として用られ、軸組構法住宅の土台、柱、梁、桁、2階床根太などの小断面、中断面構造材など。枠組壁工法の土台、床根太、まぐさなどの小断面、中断面構造材など。住宅以外の建築物として、多目的施設である大型ドーム、室内競技場、コンサートホール、校舎、体育館、工場、倉庫、店鋪など大型建築物





 上の表中のホルムアルデヒド放散量基準値
ホルムアルデヒド放散量の区分
平均値(mg/L)
最大値値(mg/L)
 F☆☆☆☆
0.3
0.4
 F☆☆☆
0.5
0.7
 F☆☆
1.5
2.1
 F☆
5.0
7.0







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