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 W-Wallet 結 露

1. 結露とは何か

2. 水蒸気量と温度の関係

3 結露は目につかないとこ
  ろにも発生する

4. 夏にも発生する夏型結
  

5. 室内の壁表面の結露

6. 木造住宅の壁内部の結
  

7. 木造住宅の壁内部結露
  が招く結果

8. 木造住宅の小屋裏の結
  露対策

9 木造住宅の床下の結露
  対策

10. 住宅の室内における結
   露対策





   
 4. 夏にも発生する夏型結露

 寒い冬の日に起きる結露については、これまでのページで解説してきました。しかし、結露は冬に起きるものとは限りません。

 ■夏型結露とは

 実は、夏にも結露は発生します。近年高気密の住宅とエアコンの普及により、夏においても結露が発生しています。これを夏型結露(なつがたけつろ)と呼んでいます。
 一般的に夏型結露は、家の中で起きる結露ではなく、住宅の基礎部分や壁の中で結露を起こして木材を濡らします。木造建築は結露することにより腐り、構造上の耐力をなくする他、害虫の発生など問題が生じさせます。


    
 夏型結露が認識されにくのは、何といっても窓ガラスに結露が発生しない、あるいは滅多に発生しないからです。
 夏型結露の特長は、壁の中や基礎上の木造の床組みの中で発生します。夏の冷房時に、高温多湿の外気が壁の室内側で冷やされて結露することで、木造の壁の軸組や床下の床組みに結露が発生します。   

 結露対策で最も重要なのは、部屋の換気です。2003年7月1日の建築基準法の改正で、1時間当たり0.5回の室内換気を実現する24時間換気システムが義務付けられています。これは、この時から新たに建設される建物に関してであり、遡及義務を負うものではありません。24時間換気システムは、シックハウス対策面からも設置が義務付けられたものです。空気の汚れには、ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物の他に、湿気や、湿気から発生しやすいダニ、カビなども含まれているからです。このシステムが人の健康と建物の健康に役に立っているわけです。




 ■壁の内部にみる夏型結露と冬型結露

 「内部結露」は室内の暖かい空気が壁(断熱材)の内部に侵入し、水蒸気を含むことができる限界の温度を下回った場所で発生します。この状態が長引くと、柱や土台を腐らせる原因となります。次の図と記事は旭化成のものです。住宅の壁の断面を描いたものです。この中で「夏」の記述は意外かも知れませんが、結露は冬だけでなく、夏にも起こりえます。(夏型結露図と下段の『』書きを参照ください)




水蒸気を蓄えた暖かい空気は壁(断熱材)の内部に侵入します。水蒸気圧の関係から冬は屋内から屋外に、夏は屋外から屋内へと移動します。この時、温度低下によって飽和水蒸気量を超えるポイントがあり、そこに水蒸気が侵入すると内部結露が発生します。内部結露を防ぐ手段は壁の中に低温部分をつくらないこと。そして低温部分に水蒸気を入れないことです。水蒸気の分子は水滴の250万分の1という細かさで、多くの建材をとおり抜けてしまいます。水蒸気をとおしやすい繊維系の断熱材ではしっかりとした防湿材の施工が必要になります。



 
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