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 W-Wallet 廻り縁(まわりぶち)










 4. 廻り縁の納め方

 廻り縁の種類はその納め方を大別すると下記のようになります。正確には下記の「通常の廻り縁の例」と「隠し廻り縁の例」の二つといってもいいでしょう。その例を少し紹介します。最初のページにも書きましたが、廻り縁の納まりは、ざっと40程度は思いつきますが、それだけの廻り縁の種類があるのではなく、天井と壁の仕上げの組み合わせに廻り縁の幾種類かを加えたもののバリエーションであるだけのことです。

 設計図の仕上げ表では、廻り縁欄を「見切り縁」としたりすることがあります。また、廻り縁の欄の場合でも、その仕上げは「底目」としたり、「隠し廻り縁」としたりと一定ではありません。設計者の意図をはっきり確認した方がよいでしょう。

 廻り縁は、幅木と同様、壁と天井に接して一本の細い棒状のものが一般的なものです。意匠によりその棒状を板状にする場合や彫り物や模様が入ったものもありますが、それらは、あくまでもバリエーションの一つです。こうでなければならないということもありませんが、他者の建物では一般的な納めとすることが無難です。

通常の廻り縁例下図は塩ビ廻り縁の一例目です。下で取り上げる隠し廻り縁の十手
(じって)型の廻り縁と並んで特に有名なものです。
あらゆる建物で、広く使用されています。通常、カタカナのコの字に
似ていることから、「コの字型」と呼ばれるものです。図は塩ビ製です
が、アルミ製もあります。形状が最も簡略化したものです。↓
下図は木製の廻り縁のごくありふれた納まりですが、練りつけ合板の差込のためにその分をきり欠いています。

丁寧な仕上げ方です。最近では、このようにせず天井ボード際まで練りつけ合板などの壁ボードを伸ばし、その上から廻り縁を接着剤でとめることが多くなりました。↓

次に、隠し廻り縁です。
 隠し廻り縁というのは、いわゆる「底目地」を天井面や壁面にとったもののことです。上記でも解説した様に、廻り縁は棒状で天井と壁の接するところに設けるものですが、隠し廻り縁はその名のとおり、天井の中にあり、5〜10ミリの天井を透かして出来た目地からわずかに見える程度です。天井と壁の際の不出来になりがちな納めを目地を取ることで調整ができ、すっきりとした見栄えになります。

隠し廻り縁の例下図は塩ビ製の廻り縁の二例目です。
このページの最初に書いたコの字型廻り縁に対するもう一つ代表例である隠し廻り縁タイプの物です。あらゆる建物でコの字型と並んで使用されています。形状が時代劇の捕り物で使う十手(じって)の形をしていることから「十手型」と呼ばれています。
下図は壁側に底目地を取った隠し廻り縁の例です。化粧合板などのほか、石壁の場合にも設けます。茶色に斜線の材が廻り縁になります。↓
下図は天井面に底目地を設けた隠し廻り縁の例です。野縁=廻り縁で見え係部分にはテープやぺンキを塗って置きます。廻り縁材そのものは使われていません。その分、目地がすっきりと通り、見た目に綺麗です。

この納め方をする場合には、使用する天井材や壁材が角が欠けたり、凹んだりしたものは使えません。したがって天井も壁材もそれにあったまともな物を用意せねばならず、搬入、施工時に特に注意が必要になってきます。こうしたことから、前ページで書いたようなアルミや塩ビ製の廻り縁を用いるのが一般的です。↓

最後は、二重廻り縁です。
といっても見た目には、一体となっていて二つの部材が組み合わさって出来ているとは見分けがつきません。廻り縁の加工にコストがかかっている分、高級感が出ます。建物の部屋が高級であれば、廻り縁にもそれなりの高級感が必要になってきます。二重廻り縁は廻り縁を二重にすることで高級感を持たせようとしたものです。これは通常の廻り縁の例に含まれます。↓

二重廻り縁
の例


 









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