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 W-Wallet 建築用語辞典 こ


用語辞典
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数字

 ・小上がり
 ・コアシステム
 ・甲板
 ・光悦寺垣
 ・鋼管足場
 ・光源
 ・剛構造
 ・格狭間
 ・高所作業
 ・高所作業車
 ・硬水
 ・剛性
 ・光束
 ・公営住宅
 ・甲乙梁
 ・高架橋
 ・高架下
 ・工業専用地域
 ・工業地域
 ・高強度コンクリート
 ・工期
 ・鋼杭
 ・格子
 ・公図
 ・硬質ウレタンフォーム
 ・甲種防火戸
 ・工場溶接
 ・格子戸
 ・工事監理
 ・合成スラブ
 ・鋼製建具
  ・合成スラブ
 ・洪積層
 ・構造用合板
 ・高断熱・高気密住宅
 ・工程表
 ・格天井
 ・光度
 ・高度地区
 ・勾配
 ・勾配天井
 ・合板
 ・格縁
 ・光明丹
 ・鋼矢板
 ・高麗芝
 ・高麗縁
 ・小売業
 ・高流動コンクリート
 ・虹梁
 ・小返り
 ・小角
 ・小壁
 ・こけら葺き
 ・国産材
 ・小口
 ・木口
 ・小口積み
 ・戸界壁
 ・腰板
 ・腰折れ天井
 ・腰掛蟻継ぎ
 ・腰高障子
 ・ゴシック様式
 ・腰パネル
 ・腰葺き
 ・越屋根
 ・固体音
 ・小叩き仕上げ
 ・小段
 ・骨材
 ・骨材の最大寸法
 ・固定戸車
 ・小羽根釘
 ・小端磨き
 ・小梁
 ・木挽き
 ・個別認定防火戸
 ・小舞
 ・小丸太
 ・小屋組
 ・固有周期
 ・コリント様式
 ・コルクタイル
 ・転ばし配管
 ・混構造
 ・コンクリート
 ・コンクリートブロック
 ・コンクリートの中性化
 ・コンサバトリー
 ・コンシールド型ドア
  チェック
 ・コンシールドストッパー
 ・コンストラクションキー
 ・コンセプト
 ・コンドミアム
 ・コンセント
 ・ゴンドラ
 ・コンパネ
 ・コンペ
 ・コンロ台
 ・コーキング
 ・コーキング材
 ・コート
 ・コートハウス
 ・コーナーガラス
 ・コーナー照明
 ・コーナーピース
 ・コーナービード
 ・コーニス照明
 ・コープ照明
 ・コーナーシール
 ・コーポラティブハウス
 ・コールジョイント
 
 小上がり(こあがり)
住宅のリビングの一部に和室コーナーを設けて畳の部分をつくる場合など、框などで囲んだ畳の部分だけ床を一段高くした間をいう。リビングの一部に小上がりの和室を設ける方法は、見た目の雰囲気も使い勝手もよく、和洋折衷の美しさで人気です。これとは別に、居酒屋などで、てーぶるやカウンターの反対側に通路を挟んで、少し上った畳敷きのテーブルのある座敷もこう呼びます。

 コアシステム
建築計画の一つで、通路スペースを含むサービススペースなど残りの部分を集中かし、これを建物の中核体とする方式、オフィスビル・住宅などに使われます。

 甲板(こういた)
1. 机・カウンターなどの上面の板。天板ともいいます。また「トップ」などともいいます。たとえば「カウンタートップ」、「ライニングトップ」などです。
2. 茅葺(かやぶ)き・檜皮(ひわだ)葺きなどの屋根の大棟の上端を保護するためにとりつける長い板。神社建築では鰹木(かつおぎ)を受けます。
 
 
 光悦寺垣(こうえつじがき)
光悦寺のものを原型とする竹垣の形式の一で、親竹を割って丸くたばね、半月形に長く曲げて両端を地面に接し、その中に菱(ひし)格子の竹を組み入れれて作ります。

 鋼管(こうかん)
あらかじめH形、L形などの一定の断面形状に成形された、材軸方向に長い鋼材を形鋼といいますが、断面が円形または角形の中空断面のものは鋼管と呼ばれます。

 鋼管足場(こうかんあしば)
足場用鋼管を附属金物であるクランプ、継手金具などを用いて組立てた足場のことです。強度、作業空間、規模などで丸太足場より有利です。

 光源(こうげん)
光を発生する物体の総称です。太陽、ホタル、ろうそく、白熱電球、蛍光ランプ、レーザー発光体などまで多種多様のものが含まれる。

 剛構造(ごうこうぞう)
建築構造物をできるだけ剛に堅固に設計したほうが地震に対して安全であるという耐震設計思想に基づく構造方式です。

 格狭間(こうざま)
壇の羽目や台・露盤などの側面に彫り込んだ刳形(くりかた)の装飾のことです。台の脚につけられた装飾から変化したものです。

 高所作業(こうしょさぎょう)
物の組立て、解体、機械設備の点検などの作業のため、足場、はしご、作業車などを利用して行われる高所での作業をいいます。

 高所作業車(こうしょさぎょうしゃ)
作業装置と走行装置が一体となった車輌で、作業装置は走行装置に設置され、ブーム式や垂直昇降式などで上下する部分の先端に作業床を装着して、その上に作業員が乗って高所作業を行ことが出来ます。

 硬水(こうすい)
カルシウムやマグネシウムなどを比較的多量に含んでいる水のことです。一般的に硬度20度以上をいい、石鹸水を加えても泡立たず、洗濯に適していません。

 剛性(ごうせい)
曲げやねじりの力に対する、寸法変化(変形)のしづらさの度合いのことです。

 光束(こうそく)
単位時間当たりに流れる光のエネルギー量を、波長によって異なる人の目の感度に応じて取り入れた光の量。単位はlm(ルーメン)を用います。同じワット数の電球でも、 光束の値の大きい方が明るく感じられます。

 公営住宅(こうえいじゅうたく)
公営住宅法に基づき地方団体(都道府県及び市町村)が国から補助を受けて建設し、その住民に賃貸する住宅とその付帯施設をいいます。。公営住宅は住宅に困窮する低額所得者に対して安い家賃で住宅を賃貸することを目的としているものです。

 甲乙梁(こうおつばり・こうつばり)
根太を兼ねて梁の間に、おおむね2尺ごとに入れた梁のことを言います。4寸角前後の角材を使うことが多い。梁の間隔が大きいので床板は厚いものを使わねばなりません。

 高架橋(こうかきょう)
地上に連続して架けられた橋のことです。高速鉄道や高速道路などに見られます。

 高架下(こうかした)
道路を高架化した場合、地上1〜2階程度の高さの空間ができることから、古くから都会では、飲食店や商店、倉庫などに利用されています。

 工業専用地域(こうぎょうせんようちいき)
工業の利便を増進するために定められる地域。

 工業地域(こうぎょうちいき)
主として工業の利便を増進するために定める地域。

 高強度コンクリート(こうきょうどコンクリート)
通常のコンクリートより強度が高いコンクリートです。橋梁、高層ビル、プレキャスト工場製品など に使用されます。高層ビル、大型構造物などに使われます。

 工期(こうき)
工事に着手してから完成させるまでに要する期間。工事期間の略。着工日〜竣工日もしくは月数で表します。

 鋼杭(こうぐい)
鋼管やH型鋼でで出来た杭のことです。

 格子(こうし)
並列または、網状に組んだ細長い部材。バルコニー・窓・天井・建具・手すりなどに用いる。バルコニーでは、けた側にあるものを前面格子、妻ばり側にあるものを側面格子といます。

 公図(こうず)
登記所が保管している土地台帳付属地図の呼称です。土地の位置・形状・地番を明示した図面のことです。誰でも閲覧が可能です。

 硬質ウレタンフォーム(こうしつウレタンフォーム)
発泡プラスチック系の断熱材。ウレタン材に含まれる材に微細な気泡に熱を伝えにくいガスが含まれているため、耐熱性に優れている。外部に面するコンクリート壁の内側に盛んに用いられています。

 甲種防火戸(こうしゅぼうかど)
下記の用件を満たすものとなっています。
1.骨組みを鉄製とし、両面にそれぞれ厚さが0.9ミリ以上の鉄板を張ったもの。
2.鉄製で鉄板の厚さが1.5ミリ以上の鉄板を張ったもの。
3.鉄骨コンクリート製又は鉄筋コンクリート製で厚さが3.5センチ以上のもの。
4.土蔵造の戸で厚さが15センチ以上のもの。
5.前号以外で国土交通大臣が消防庁長官の意見を聞いて、これらと同等以上の防火性能を有すると認めて指定するもの。
(令110条1項)

 工場溶接(こうじょうようせつ)
工場屋内で行われる溶接のことです。溶接を行う場合は、周囲環境その他の面から、溶接作業性、溶接品質などの面で現場溶接よりも工場溶接の方が有利になります。

 格子戸(こうしど)
木造建具のひとつで、立て子に貫を通し格子状に組み立てたものです。

 工事監理(こうじかんり)
建築士の責任において、工事を設計図書と照らし合わせてそれが設計図書の通り施工されているかどうかを確認すること。

 合成スラブ(ごうせいスラブ)
デッキプレートとコンクリートによるスラブ。中小規模の鉄骨造によく見られる。デッキの山形部分にひび割れが入りやすいため、その部分には補強筋がいります。

 鋼製建具(こうせいたてぐ)
鋼板製および鋼材を用いた建具のこと。 一般的には防火戸と呼ばれるものですが、防火戸として必要のないものもあります。アルミサッシ、スチールサッシ、ステンレスサッシなどが代表例です。

 合成スラブ(ごうせいスラブ)
デッキプレートとコンクリートによるスラブ。中小規模の鉄骨造に用いられます。デッキの山形部分にひび割れが入りやすいため、その部分には補強筋が必要です。

 洪積層(こうせきそう)
約2〜200万年前に作られた古い地層で堅固で、岩盤や砂れきで構成され、建物の基礎を支持する良好な地盤です。

 構造用合板(こうぞうようごうはん)
構造用合板は、普通合板に比べて厚めで建物の構造耐力上で主要な部分に使用。曲げ強度やせん断強度に優れた合板。その品質は農林省告示第1371号「構造用合板の日本農林規格」で定められています。

 高断熱・高気密住宅(こうだんねつ・こうきみつじゅうたく)
統一されたコンセンサスがないため、明確な定義がありません。高断熱・高気密住宅の性能レベルとして、断熱性能では新省エネルギー基準の倍の性能、また気密性能では隙間相当面積で2.0cm2/u以下が一つの目安です。(新世代木造認定のマニュアル)

 工程表(こうていひょう)
工程表とは、工事がいつ始まりいつ終わるのか、工事着工から完成引渡しまでの工事日程を表したスケジュール表のことを指します。または、現場監督が工事を計画通りに施工するための計画表です。

 格天井(ごうてんじょう)
2〜2.5寸角(約6〜7.5cm)の断面の格縁(ごうぶち)と呼ばれる部材で格子
を作り、格子の間に正方形の板を張った天井。格縁は1.5〜3尺(約45〜90cm)間
程度に組むことが多い。

 光度(こうど)
ある方向の単位立体角内に放射される光の強さのことです。 単位:Cd (カンデラ)

 高度地区(こうどちく)
用途地域内で、市街地の環境を維持し、又は土地利用の増進を図る地区で、建築物の高さの最高(又は最低)限度を定めています。

 勾配(こうばい)
斜面の度合いです。つまり三角における斜面と水平とのの角度のことです。屋根や床のスロープなどを指します。瓦屋根や、カラーベストなどの屋根の場合は、4寸勾配(水平10対縦4の角度)等となります。

 勾配天井(こうばいてんじょう)
勾配(傾斜)のついた天井のことです。屋根の形状や、階高さ等による場合と意匠としてつける場合もあります。

 合板(ごうはん)
丸太から0.5〜4ミリ程度に薄くむいた板(単板)奇数枚を、繊維(木目)の方向が直交するように交互に 重ね、接着して一枚の板にしたものです。
当サイトでは、すこしですが「合板」について特集を組んでいます。よろしければこちらへどうぞ。

 格縁(ごうぶち)
格(ごう)天井や組入れ天井において、縦横を区画する角材をいいます。また格縁で区画された部分を格間(ごうま)といいます。

 光明丹(こうみょうたん)
赤色顔料の一。黄色がかった鮮やかな赤色。主成分は四酸化三鉛。古くから日本画の絵の具や陶磁器の釉(うわぐすり)として使用します。鉛丹の別名

 鋼矢板(こうやいた)
溝形の端部を相互に接合できるようにした鋼製の矢板のことです。シートパイルともいいます。

 高麗芝(こうらいしば)
イネ科の多年草でシバに似ています。本州以南から中国・東南アジアにかけて産し、芝生用として用いられます。

 高麗縁(こうらいべり)
白地に黒の小紋を染めた麻の畳縁。黒などの色の普通の縁に対して、格式のある場所に使われます。

 小売業(こうりぎょう)
消費者に対して、直接商品を販売を業とする方法または者をいいます。

 高流動コンクリート(こうりゅうどうコンクリート)
流動化コンクリートより流動性を著しく改善し、コンクリートを型枠へ打ち込む時の振動締固め作業を不要にしたコンクリートで、「締固め不要コンクリート」、「自己充填コンクリート」ともいいます。

 虹梁(こうりょう)
日本建築で、中央が反り上がって弧状になる梁(はり)。古建築の社寺建築に多く用いられています。

 小返り(こがえり)
棟木・隅木・軒桁・笠木など、角材の上面につけた勾配の部分のことです。

 小角(こがく)
角材の横断面の一辺が8〜16p程度で長さが4m前後の正角のことです。

 小壁(こかべ)
二種類の解釈があります。
@ 和風建築にあって、内法(うちのり)材(鴨居(かもい)またはその上に通る長押(なげし)など)より上にある壁をいいます。
A 位置のいかんを問わず、ごく小面積の壁をいう場合があります。

 こけら葺き(こけらぶき)
柿板を、葺足8p内外で野地板張りの上に軒先から棟に向かって葺き上げる屋根葺き方のことです。

 国産材(こくさんざい)
国内で生産された素材をいう。主な樹種として,あかまつ・くろまつ,すぎ,ひのき,もみ・つが,からまつ,えぞまつ・とどまつ,なら,ぶながあります。

 小口(こぐち)
レンガで長手方向の端の面。マッチ箱にたとえると、マッチを引き出す面をいいます。

 木口(こぐち)
木の年輪が見える方向をいいます。

 小口積み(こぐちづみ)
煉瓦の小口のみを千鳥(ジグザグ)に積む方式。ドイツ積みとも呼ばれる。比較的小規模な建築物に使われることが多い。小口積みは壁を曲面施工する場合に適しています。「ドイツ積み」ともいいます。

 戸界壁(こざかいかべ)
共同住宅や長屋などの連続した住宅の各住戸間を仕切る壁のことです。
「界壁(かいへき)」とも言います。

 腰板(こしいた)
建物の壁面の仕上げや構造が上部と下部で異なる場合の、下部の壁面を腰といい、腰に張られた板を腰板とよびます。

 腰折れ天井(こしおれてんじょう)
天井形状の一つ。天井の中央部分が水平で両脇に向かって斜めに傾斜した形状をしています。室内に変化をもたせた洋室などに用いられます。天井が高く取れるケースでないと充分な腰折れが取れません。

 腰壁(こしかべ)
壁面において、窓台または膳板から下方の床までの間の側壁。床面に近い部分の壁をいいます。明確な数字がある訳ではありませんが、床面より概ね1500ミリから1200ミリ以下程度と考えて良いでしょう。単に腰と呼ぶこともあります。

 腰掛蟻継ぎ(こしかけありつぎ)
木材の継手の一つです。合欠(あいかき)と蟻継とを組み合わせたもの。側面からは合欠のように、上からは蟻継のように見えます。

 腰高障子(こしだかしょうじ)
下部に約60センチの腰板を張った障子です。室町時代の書院造りから起こりました。

 ゴシック様式(ゴシックようしき)
欧州の中世期の建築様式で、垂直線が基調となる構成。塔やとがったアーチなどが特徴です。

 腰パネル(こしパネル)
框ドアの扉や引き戸の障子の腰部に用いる鏡板のことです。

 腰葺き(こしぶき)
瓦葺き屋根において、軒の出が大きい場合、軒先や螻羽を軽快にみせるために軒先部分を金属葺きや柿葺きなどにすること。「軒葺き(のきぶき)とも言います。

 越屋根(こしやね)
採光・換気・煙出しなどのため、屋根の上に、棟をまたいで一段高く設けた小屋根のことです。
 
 固体音(こたいおん)
コンクリートや水道などの配管などを伝わる音(振動)のことです。元々の音が振動として伝わってきて、最後に教室の天井や壁が振動させてその結果として出てくる音です。建築の工事などで出るコンクリートを削ったり、コンクリートの打設音などをいいます。

 小叩き仕上(こたたきしあげ)
両刃と呼ばれる、先の薄いハンマーを用い、1〜2mm幅の細かい平行線を石面に刻む仕上げ方法です

 小段(こだん)
石材の出隅に段を見せる方法です。一方の石の裏を削り込んで薄くし、もう片方の石に乗せかけて取り付けます。二本の稜線がきりりとした感じを醸し出します。

 骨材(こつざい)
モルタルまたはコンクリートをつくるとき混合する砂、砂利、砕石などの材料のことです。

 骨材の最大寸法(こつざいのさいだいすんぽう)
生コンに練り混ぜられる砂利の細かさによる種類の記号で、25と40があります。一般的には25で5o〜25oの砂利です。40は5o〜40oの砂利で土木工事の様な部材の大きな場所に用います。

 固定戸車(こていとぐるま)
高さの調整を必要としない場合に用いる戸車。タイヤ形状により平車と溝車があります。

 小羽根釘(こばねくぎ)
屋根瓦を葺く際、その下の薄板を押さえとめる竹釘のことです。

 小端磨き(こばみがき)
石の小端(小口)を研磨することをいいます。一般箇所では自動的に研磨したり面を取ったりする機械があります。

 小梁(こばり)
床を支えるために大梁と大梁との間に掛け渡される梁。

 木挽(こびき)
大鋸(おが)で原木を挽き割り、造材にあたる職人又は、用材を作ることです。

 個別認定防火戸(こべつにんていぼうかど)
建築基準法第110条により規定された構造に該当しないもので、定められた性能試験によって、甲種または乙種防火戸の性能を有すると確認された個々の製品に対して、国土交通大臣が認定する防火戸をいいます。

 小舞(こまい)
屋根や壁の下地で、竹や貫を縦・横に組んだものです。使用される竹や縄などの種類によって数寄屋真壁小舞や真壁小舞などの名称があります。

 小丸太(こまるた)
国産材の内未口の径が14cm未満の丸太をいいます。

 小屋組(こやぐみ)
屋根の荷重を柱や壁に伝える骨組のことです。小屋組には和小屋と洋小屋があります。

 固有周期(こゆうしゅうき)
橋やビル、住宅など、すべての建物は材料の密度や全体の重量などによって、それぞれが揺れる周期をもっていることをいいます。

 コリント様式(コリントようしき)
古代ギリシア建築の列柱様式の一つ。柱頭が通常上下二段に互い違いに8枚ずつ配置されたアカンサスの葉模様で装飾された、ギリシア建築様式。 ドリス式・イオニア式よりのちに成立。アカンサスの葉を飾った華麗な柱頭が特色です。 コリント式ともいいます。

 コルクタイル
天然素材のコルク樫を原料に、300mm〜400mm角程度に圧縮成形した床材。断熱性が高く、吸音性に優れています。また、弾力性があり、転倒時などの衝撃緩和が期待できます。

 転ばし配管(ころばしはいかん)
配管をコンクリートに埋め込まず、床上配管することです。漏れなどの点検を容易になりますが、その分のスペースの確保が必要になってきます。

 混構造(こんこうぞう)
主要な構造部に異種の構造体が用いられた建築物を指ます。例えば、1階をコンクリート造や鉄骨造にし、2、3階を木造にした3階建住宅などです。

 コンクリート
セメント・水・細骨材・粗骨材に、必要に応じて混和材料を加え、練り混ぜて一体化したもの。土木・建築などの構造物の材料として広く用いられます。

 コンクリートブロック
コンクリートを一定の型に成形・硬化させて作ったものをいいます。建材店、DIY店などで求める事が出来ます。サイズは190ミリ×390ミリで厚さは100ミリ、150ミリがあり、空洞コンクリートブロックが代表例です。

 コンクリートの中性化(コンクリートのちゅうせいか)
強アルカリ性であることで鉄筋を保護しているコンクリートが、空気中の二酸化炭素によって中和され、コンクリートのアルカリ性が低下していく現象を言います。

 コンサバトリー
建物に付属した展示用温室、植物室のことです。

 コンシールド型ドアチェック(コンシールドがたドアチェック)
ドアチェックの内、扉が閉じた時、ドアチェック本体もアームも見えないものをいいます。

 コンシールドストッパー
棒状で、開いた障子を障子側受に引っかけて固定する一種のあおり止め金具。閉鎖時は、下枠凹部に内蔵され見えなくなります。主に回転窓に使用します。

 コンストラクションキー
建物の施工中のみドアのマスターキーとして操作するキーのこと。施工終了後はシリンダーを取り替えることなく、簡単な操作でこのマスターキーでは解錠できないように仕組まれています。

 コンセプト
創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点をいいます。

 コンセント
電気器具のプラグの差込口をいいます。

 コンドミアム
アメリカやカナダの分譲アパート・マンション。共同管理という意味もあり、1室ごとにオーナーが違い、1棟を複数で管理する建物のことです。

 ゴンドラ
建物の屋上あるいは中間階などに仮設梁やフックをしっかりと架設し、それに吊したワイヤーロープに連結した巻上機を操作して昇降させる作業足場のこと。外装のシーリングや清掃・補修などに使います。

 コンパネ
コンクリートパネルの略称で、型枠用合板のことをいう。表面をウレタン系やアクリル系の樹脂で塗装したものは、コンクリートの化学的反応を防止したり、コンクリートを剥離しやすくする型枠。木造の床下地材にも使われます。

 コンペ
「コンペティション=競争、競技会」の略。建築の世界では競技設計の意味で使われます。一定の条件を提示して複数の設計者からプランを募り、その中から優秀なプランを選ぶ方式です。

 コンロ台(コンロだい)
流し台と同形状で高さだけが一段低くなった台のことです。此処にコンロを置くと、流し台とほぼ同じ高さになります。

 コーキング
本来、「隙間をつめること」の意で建築では一般にやむを得ずできる隙間でその幅が変動しない箇所、ないしは相対変位の小さい部材や部品間の隙間に対しての充てんをいいます。

 コーキング材(コーキングざい)
パテ状の材料。水密性・気密性を確保するために行う。外部用と内部用があり、内部用とは屋内の水を受けない部分に用いるものをいう。シーリング材と同義で用いられる場合と油性コーキングの意味で用いられる場合があります。

 コート
建物・塀などで囲まれた場所で、中庭のことです。

 コートハウス
欧米でよく使われる住居形式です。地中海沿岸地方では、夏は乾燥しているので夜間などは快適な生活空間となっています。日本では夏期が高温多湿なので高い塀の中庭をつくっても風が入らず、あまり効果がなく、実例としても少ない。限られた敷地を有効に使う一つのよい方法です。

 コーナーガラス
建物の隅に桟なしではめ込まれたL型のガラスのこと。コーナー部分は建物を支える柱や壁となるが、柱や壁の位置をずらすことで配置。採光を確保しやすく開放的なパノラマ景観が得られます。

 コーナー照明(コーナーしょうめい)
天井と壁面との境のすみに照明器具を取付て、天井と壁面を同時に照らしながら、空間を照らす方法で、比較的に柔らかい光が得られます。

 コーナーシール
凹凸部に出来たクロスのジョイントに、シール(例えばコーキング材)を打つことです。こうする事でクロスの端からのめくれなどを抑える事が出来ます。シールとは密封という意味です。

 コーナーピース
主に45°切断等加工された二つの材料を連結させる部品を指します。

 コーナーピート
石膏プラスターなどの欠けやすい材料で内装を仕上げる場合、出隅部分に取り付け保護する部材のこと。

 コーニス照明(コーニスしょうめい)
壁などの垂直な面の上から下に向かって照らす方法です。

 コープ照明(コープしょうめい)
光源からの光を天井や壁などに反射させて、空間に光を拡散させる。雰囲気の出る照明であるが、照度はあまり得られません。

 コーポラティブハウス
住宅建設希望者で組織する協同組合によって建設された住宅。組合員が自ら企画し、土地の入手や設計者・施工業者の選定を行い、安くしかも自分達の意見を反映した住宅(共同住宅が多い)建設をめざすものです。

 コールジョイント
コンクリートを打ち重ねる適正な時間の間隔を過ぎてコンクリートを打設した場合に、前に打ち込まれたコンクリートの上に後から打ち込まれたコンクリートが一体化しない状態となって、打ち重ねた部分に不連続な面が生じることを言います。










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