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現在のJIS以前にも瓦の規格はありました。大正15年「日本標準規格3
0号A6」で、「規格判」と呼ばれていたものです。それまで規格がないた
めに様々なサイズの製品がで回っていました。が「規格判」の使用は強制的
なものではなかったためと、「規格判」のためにかかる費用が生じるため、
普及しませんでした。
現在のJIS規格の瓦は昭和29年に「JIS5208」として生まれました。
これは、それまであった「規格判」の継承をしたもので、その後何度か「J
IS5028」は改正され、廃止されていた規格の復活や規格の追加などが行わ
れました。
JIS規格の普及は「官公庁」工事への対応のために進展しました。
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