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1. はじめに「畳について」

2. 畳の歴史

3. 畳の原料「イグサとは」

4. イグサの生産地

5. イグサを畳表に使う理
  

6. 畳の構造「畳床」とは

7. 畳の構造「畳表」とは

8. 畳の構造「畳縁」とは

9. 畳を織る「経糸」とは

10. 畳の分類

11. 畳の寸法

12. 畳の敷き方

13. 畳の日常の手入れ

14. 汚した時の応急処
  

15. 畳の値段

16. 縁なし「琉球畳」と
   

         
 8. 畳の構造『畳縁(たたみべり)』とは
 
畳の構造を分類すると三つに分けることが出来ます。
 1.畳床(たたみどこ)
 2.畳表(たたみおもて)
 3.畳縁(たたみべり)

 3.  畳  縁(たたみべり) 
 畳縁は、畳縁は畳の長い辺につけられる布のことです。畳を補強するためにつけられています。その歴史的背景は畳縁によって座る人の地位や、身分を規制するために進歩発展してきたと考えら、身分による畳縁の使用規定が「海人藻芥」(応永27年西暦1420年)に記されてあるそうです。
 身分の最高位の天皇や法皇は繧繝縁(うんげんべり)、また神前や仏前の半畳用にも同じものが用いられました。

 親王や大臣は大紋高麗縁(おおもんこうらいべり)、公卿は小紋高麗縁(こもんこうらいべり)、僧侶や学者など及び四位、五位の位のある人は紫縁、侍、及び六位の人などは黄縁を用いるように決められていました。


 現在では施主様のお好みで自由に選ぶことができますが、 神社仏閣の畳、御茶室畳などはそれぞれ決められたものを用います。現在畳縁はカタログでは1000種以上にものぼり、畳店で選ぶことができます。

 畳の縁は錦や麻、絹や化学繊維など、様々なもので作られています。柄のないものと柄が織り込まれたものとがあり、部屋の雰囲気を飾ります。なお琉球畳にはこの畳縁がありません。


     繧繝縁(うんげんべり)
 最高位を表す畳縁です。
      高麗縁(こうらいべり)
 白地に黒糸で広幅に織ったもので主に神社仏閣の畳、床の間用として使われます。
      一般的なな畳縁模様二例


 亀甲紺
桝菊緑








                               







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