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 W-Wallet シーリング


1. シーリングとは何か

2. シーリングの目的とは
  何か

3. シーリング材の種類と
  特徴

4. シーリング材の種類別
  用途

5. シーリング材の性能

6. シーリング材の寿命と
  改修(コンクリート編)

7. シーリング材の寿命と
  改修(サイディング編)




 
 7. シーリング材の寿命と改修(サイディング編)

 サイディングは、最近の住宅に多用される板状の外壁材です。それまでは、壁下地板に防水シートの上にラスと呼ばれる金網を張ってモルタル塗りを行い、乾いてから吹きつけ仕上げでした。コストは両方とも同じ程度ですが、見栄えやモルタル部にクラック(ひび割れ)が出来ないなどの理由で使われるようになりました。板と板の継ぎ目が、いわゆる目地となります。そこにシーリングを行うことで風雨を防いでいるわけですが、このシーリングにも耐用年数があり、年を重ねるごとに劣化していきます。そこで、シーリングの改修が必要となってきます。

 シーリングの寿命や劣化の進行具合については、前頁に記載しました。サイディングの場合でも、これは同様(10年が目安)です。しかし、サイディングの場合は、コンクリートに比べて、シーリングの厚さが8から10ミリ(深さといっても良いでしょう)と薄いので正しくなされていない場合は、予想を超えて早く痛んでしまいます。

下記は、サイディングの一般的な平面納まり図です。
 図中でボンドブレカーとあるのは、その名の通りボンドを寄せ付けない、つるつるの紙テープのようなものと考えて下さい。両面テープの片面を剥がさないような状態ととそっくりといって良いと思います。ハット型ジョイナー面に貼り付けます。なぜ、ボンドブレーカーをつけるのかといえば、三面接着を防止するためです。両サイドのサイディングにのみ接着する二面接着である必要があるからです。三面接着では地震などの変形時にシーリングが割れる危険があるのです。

 ハット型ジョイナーはその名の通り、紳士の帽子のハットの形状に似ていることから来ています。


 劣化が著しく進んだ状態では打ち換えが必要になり、おおよそ下記の「改修の段取り」のようになります。そこまで行かずに手を加える場合は、増し打ちといって既存シーリング材の上にシーリング材を重ねる作業になります。

 改修の段取り(サイディング編)

改修箇所が高所に及ぶ時は、足場や高所作業車が必要になります。

@
既存シ
ーリング
材撤去
@
サイディングの目地ひびが入っているのが、やり換えの目安です。

カッターなどで切り目を入れ、既存シーリング取り除き易くします。差し込んだカッターナイフを持ち上げると取りやすくなります。
A
既存シ
ーリング
材撤去
A
とりやすくなった古いシーリング材をラジオペンチなどで取り除きます。目地に竪樋の掴み金物がある場合は目地に被さる形になるので金物を一旦はずし樋をずらしておきます。
B
既存シ
ーリング
材撤去
B
上記の方法での古いシーリングの撤去でも取り除けなかった残りをカッターナイフなどで丁寧に取り除きます。このとき、古いボンドブレーカーやバックアップ材も一緒に取れてしまうことが多いので、これもやり換えるのが適切です。ボンドブレカーはその名の通り、ボンドとなじみません。バックアップ材も同様です。この二つはシーリング材に接着しないようにするものです。(上図、平面図で確認して下さい)
C
既存シ
ーリング
材撤去
C

及び

ボンドブ
レーカー
または
バックア
ップ材の
施工
取り除いたシーリングやゴミを取り除くため、刷毛(はけ)で綺麗に清掃します。

その後、やり換えのボンドブレカーの施工です。ボンドブレカーはプライマーにもシーリングにもなじみませんのでこの段階で張ります。

ボンドブレカーはつるつるの紙テープのようなものです。ボンドブレカーはハット金物の上に張ります。それがない場合はバックアップ材を入れることになります。
D
仕上げプライマーに先立って、目地の左右に養生テープを張ります。タイルの目地にもなじむように張ります。養生テープはプライマー(接着を良くするための下塗り剤)やシーリング材の施工時にタイル面やタイル目地に誤って塗ってしまっても大丈夫なように張ります。養生テープが目地にかからないよう、注意が必要です。これが目地にかかると、テープを剥がす時にシーリングも一緒に剥がれる恐れがあるからです。取り替える必要のある場合には、ボンドブレカーやバックアップ材を施工します。

その後、プライマーの施工です。
E
シーリン
グ施工
プライマー施工後30分以上おいて、シーリングの施工です。その日のうちにシーリングは終えるようにします。翌日の持ち越しは雨にあう恐れがあり、絶対に避けなければなりません。
F
養生テ
ープ撤
去完成
養生テープを剥がして施工は終了です。取り外した樋の金物などを元にもどします。ただ、サイディングの種類にも因るのですが、古いものでは、表面が疲弊して剥がしたテープに表面材がついて剥がれてしまい、他の部分と違ってしまうことがあります。

シーリング工事をする前に、パッチテストで確認した方が良いでしょう。



 









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