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 W-Wallet  静電気


1. 静電気とは何か?

2. 静電気はどんな時に
  発生するのか

3. 静電気は雷の発生と
  同じ原理で出来る

4. 静電気が冬場に発生
  し易い理由と人体
  への影響

5. 静電気を通し易いも
  溜まり易いもの

6. 静電気の工場での被
  害と静電気利用をし
  た製品

7. 室内での静電気対
  

8. 車の中での静電
  気対策

9. 静電気対策グッ
  ズの紹介




 7. 屋内での静電気対策

■屋内環境での静電気対策

 静電の屋内にいる時の対策としては、どのようなことができるでしょうか。身に着けている衣類に関しては次のページで紹介するとして、それ以外の対策を考えてみましょ。静電気対策を完璧に行って衣類を着用するなどということは、殆ど不可能なことで、多少改善はしても、やはり体には残りますのでそれを上手に逃す方法を下記に挙げてみました。

 屋内での帯電対策
@
室温20度前後で湿度を70パーセント程度であれば、静電気は発生しない。部屋の空気の乾燥に気を付け、加湿を行う。ただし、クロス張りの場合、クロスがめくれ易くなるので、注意が必要。
A
ドアノブが金属製であれば、タオルなどで包んでその上から触ってもよい。体に静電気は残っているので、ドアノブに触る前に金属製の壁以外の壁に触って逃がしてもよい。
B
絨毯の下にアルミを敷いて、静電気をいつも逃がす工夫をする。アルミを織り込んだ製品もある。
C
皮製製品でドアノブなどに触れ、放電させてから握る。
D
湿ったタオルを静電気が来そうなところに吊り下げて、これに触って放電させてから触れる。室内の乾燥対策のためにも、常に濡れタオルを吊り下げて置くのも効果的。
E
ドアノブに触る前に「壁紙をはった壁」に触ることで静電気を逃す。コンクリートやレンガでも可能。厚手のプラスチックは避けたほうがよい。
F
石でも可能。ただし、石に見せかけた作り物は不可。ガラスやゴムも静電気を流さないので触っても無駄。
G
金属の扉の場合は、扉に木や紙を貼って置いて、それに最初に触れるてから、金属のノブに触れば大丈夫。





■衣類での静電気対策

 静電気は一年を通して発生しますが、夏季は空気中の湿度が高いことや、体から出る汗などで自然に除電されて静電気があまり溜まらないとか、消滅して静電気は発生しにくくなります。これは水(水分、湿気)はよく電気を通しますので、発生した静電気は水を伝わって逃げていくので、湿気の多い雰囲気では静電気が溜まりにくくなるためです。

 これに対して、冬季は湿度が低く空気が乾燥しているため、空気中の水蒸気が少なく、物の表面が乾いており、電気が流れにくくなります。すなわち、夏季のように自然に除電されずに、静電気が発生しやすくなるとともに、発生した静電気は逃げ場がなく、帯電したまま、溜まりやすく、例えば、衣類の中に溜まってしまいます。この溜まった静電気が放電して衣類が体にまつわりついたり、パチパチと音がして不快で不安にさせるのです。

 それから冬のカサカサ肌とか、肌荒れは空気中の湿度低下、乾燥による皮膚の水分不足が原因ですね。ちなみに日本の湿度は、もちろん地域により違いがありますが、年平均で50〜65%RH(相対湿度)くらい、梅雨どきで60〜85%RH、冬場で20〜50%RHとなります。

 このように、空気が乾燥しやすい冬に静電気によるトラブルは多く発生するのです。

 衣類での静電気対策
@
水分があると放電しやすいので、出かける前にスチームアイロンを衣類にかける
A
冬場のエチケットブラシで埃取りは返って静電気を起してしまう。これもスチームアイロン掛けしてからエチケットブラシを使用する
B
ドライクリーニング品すべてに帯電防止加工を施してある。特に冬場は、多少の効果が見込める
C
柔軟仕上げ剤や静電防止スプレーを利用して、一時的に静電気の発生を防げる。ただし、劇的に良くなることはない。柔軟剤や静電気防止スプレーには界面活性剤が使われている。そこにある水になじみやすい分子が静電気を逃がしてくれる
D
静電防止加工を施した製品を利用する。つまり導電性繊維製品の衣類の着用をする。(解説は下記)
E
絶縁性の高い掃きもの(ゴム底)などを履かない。常に電流が床に流れるような履物が望ましい
F
木綿の下着を使用する他、絹、麻、羊毛などの天然繊維の衣類を着用する。特に木綿は吸湿性が高く、結果として静電気の帯電が起きにくくなる
G
皮製の靴は体に溜まった静電気を放電しやすく、利用が奨められる
H
プラスに帯電し易い素材とマイナスに帯電し易い素材の組み合わせの衣類は静電気の放電時の衝撃が大きくなるので避けること
I
室内に入って衣類を脱ぐ場合、手を先に洗うとその時に静電気が放電されるので特有のぱちぱちがなくなる。汲み置きの水に手を浸すことでも良


Dの導電繊維は電気の流れやすい金属やカーボンなどといった物質を混入して作られた特殊な糸で、金属のように電気を通すため、半導体や揮発性の高い薬品を扱う工場などの作業服などにも使用されているのです。一般には入手しづらいですが、裁縫店においている場合がありますので、一度確認して下さい。これを裏地に縫い付ければ静電気など怖くはありません。





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