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 W-Wallet  突板


1. 突板とはなにか      

  



  (国外材)





 1. 突板(つきいた)とは何か

■突板(つきいた)とは何か

 辞典で『突板(つきいた)』を引いてみますと、
 『材面の美しい木材から刃物で薄く削(そ)ぎ取った板。化粧用材として合板などの表面に接着して用いる。スライスド-ベニア。』と書かれています。

 また、別の辞書では、
『希少性の高い美しい木目を持つ木材を薄く(0.2mm0.6mm)スライスしたもの』となっています。この「希少性の高い美しい木材」のことを「銘木と呼び、それをスライスしてそぎ取ったものが突板(つきいた)であり、「銘木単板(めいぼくたんぱん)」とも呼ばれています。銘木突板(単板)となるものは樹齢200年から300年の大径木の中から、木理や木肌の優れたものが選ばれます。これ一般の木材やベニヤを何重にも貼り合わせた材の最後に貼り合わせれば、銘木そのものを全部使わなくても同じ風合いの物が出来るので珍重されるわけです。

 突板は書いてきたように単板(たんぱん)とも呼ばれますが、単板はベニヤとも呼ばれ原木から切削した薄い木の板を全般をいいます。単板は重ね合わせ接着して合板(ごうはん)」をつくるもので、取り出し方は合板も突板も同様です。ただし、突板は木目の美しさを求めるものですので、合板とは違う取り出し方もします。

ここでは、合板と一線を画すものとして、銘木をスライスしたものを特に「突板」と呼んで取り上げます。

 突板を利用する長所としては、銘木である天然木の自然な木目柄、深み、味わいが楽しめます。また、突板自体の厚さは、用途によって様々ですが、厚みがあるほど高級感が増し、キズがつきにくくなるといわれています。突板材のむく材(全部がそれで出来ているもの)に比べ反りなどが非常に少なく、また重量が軽くなったり、表面の塗装によって付加価値をつけやすいという利点があります。合板などの基材の表面に接着し、その上を塗装などで仕上げ、フローリングやドア、キッチンキャビネットの扉、収納扉など、建具や家具に多く利用されます。


 突板の原木の例 1
突板の原木の例 2

        写真出典:例 1 高田製材所      例 2 ニュージャパンヨット株式会社


■突板となる原木の条件

 @ 径級が太いこと(少なくとも50cm以上)。
 A 2〜4m以上の通直材が得られること。
 B 色艶が良いこと。
 C 木目が素直であること。
 D 杢(もく)模様が良いこと。
 E 節やくされなどがないこと。

 これらを外見から判断することですから、相応の経験が必要とされます。













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