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 W-Wallet ツーバイフォー


1. ツーバイフォー歴史

2. バルーン工法とプラット
  ホーム工法の違い 

3. 軸組在来工法とツーバ
  イフォー工法の違い

4. 軸組在来工法とツーバ
  イフォーの工期の違い

5. 軸組在来工法とツーバ
  イフォー工法の長所と
  短所

6. ツーバイフォー工法の
  法規制 

7 ツーバイフォー工法の
  骨組図

8. ツーバフォー協会・メ
  ーカー・参考図書の
  紹介

      
 5. 軸組在来工法とツーバイフォー工法の長所と短所

 ここでおさらいのため、在来工法とツーバイフォー工法の全般的な特徴を比較してみましょう。いずれにも長短は存在します。


 ■ ツーバイフォー工法の耐震性能

 ツーバイフォーの耐震性は優れています。それは在来工法のように、筋交いがないと、建物が簡単に倒れてしまわないからです。在来工法は手抜き工事や建築主の要望による、間取り優先の造りあるいは、入れ忘れなど、必要な筋交いの確保が満たされなかったような場合が、往々にしてあるからです。
 その点に関して建物が耐力壁の量やバランスのある配置によってひとつの強固な箱として作られているツーバイフォーは見た目にもアンバランスでなければ、在来工法よりは、造りからいえば安全であるといえます。

 言い換えれば、壁の配置や窓の大きさが偏ってさえいなければ、誰が見ても危なくは感じないのがツーバイフォーの特徴でしょう。在来工法は、壁があってもそこに果たして筋交いが存在するかは、一見したところでは確認できません。

 阪神淡路大震災でもツーバイフォーの住宅は95パーセント以上が震災後も補修なしで住める状態にあったと報告されています。ツーバイフォー工法がいかに優れているかを証明するものです。




 ■ ツーバイフォー工法の省エネ性能

 木造軸組み工法(在来工法)に比べて、すき間が出にくいため、気密性や断熱性がアップ。暖房などの熱が外に逃げにくく、エネルギーのロスを防げるのも特徴のひとつと言えるでしょう。ただし、日本の様に高温多湿の気候では、この気密性が結露という敵に対して、相当の工夫がなされないと、建物の体力を奪ってしまうことにもなりかねません。




 ■ ツーバイフォー工法の日本における最大の弱点

 ツーバイ工法が日本で広がりが遅いのには、日本の在来工法(木造軸組在来工法)の圧倒的な普及があり、しかも技術者である大工の人数においても他の工法を圧倒できています。


 しかも、日本のように狭い敷地にツーバイフォーの建物を建てる時、いかに工場生産したものをクレーンなどの重機で吊って組み立てるといっても、そのパネルを運び込むことも一苦労です。


 ツーバイフォーの場合、外壁パネルという大判の壁を運び込まなくてはならず、そのような運送や組み立てに十分なスペースを確保するのが非常に困難を伴います。ツーバイフォー工法の住宅を建てたいと思っても、思うに任せない事情が日本にはあるのです。


 これに比べて、在来工法は小さいトラックでも、柱や梁はきっちりとまとめて運ぶことが出来ます。狭い路地でもそれが可能です。在来工法がツーバイフォーにはやりにくい欠点を生かすことが出来ます。在来工法は、日本の住宅事情にあった工法でもあるのです。





軸組在来工法とツーバイフォー工法の長所と短所

軸組在来工法
ツーバイフォー工法
長所

伝統的な工法なので木造住宅を手がける建設会社のほとんどが対応できるため業者の選択肢が多い。


構造的に、耐火性、断熱性、機密性を高めることが行い易い。



設計の自由度が高いため、多様なプラン求めることが可能。複雑な形状の土地にも対応でき、窓などの開口部が、ツーバイフォーより広く取ることが出来る。



パネルを組み立てることで出来ているので、天井裏に、梁などの構造材が出ることがなく、収納や部屋として使うことができる。パネルである部材は規格化されていますので施工バラつきは少ない。


木の良さを表現するための真壁造り(柱・梁現し)ができる。


和洋いずれのデザインにも対応できる。


リフォームの際に、壁の位置を移動するなどの間取り変更や、増築がしやすい。(ツーバイフォーの欠点はここでは長所となる)


床と壁が完全に固定された一体フレーム化しており、建物の自体が変形することがない。


短所

一定の技量が必要なため、施工の安全性や、出来栄えにばらつきが生じる。


壁で建物の重量を支える工法なので、窓などの開口部の大きさに制限がある。


狭小な敷地やウナギの寝床のような間口に比べて奥行きがある土地、L型のような土地でも対応できる。


複雑な形状の土地やプランに対応できない。これが、狭い土地に建物を建てる日本の風土にあっていない。


ツーバイーフォー工法に比べると見積価格で大工の手間料が大きくなる。


リフォームの際に、壁の位置を移動するなどの間取り変更や、増築がしにくい。


ツーバイフォー工法に比べて工期がかなり長くなる。


軸組在来工法に比べて工期がかなり短くてすむ。


使用箇所に適した木材を使用する必要がある。


使用木材の量が軸組在来工法より1.8倍多い。


近年の木造軸組み在来工法が高断熱を追及して壁内にツーバイフォーと同様通気性の悪さから木材の腐食の懸念が高まっている。



日本のように高温多湿の気候の元では、壁パネルと床パネルの完全な結合が壁内の通気性を悪くして、内部の結露が木材の腐食させる原因となる。






 ■ 工事の単価の比較

 次に、工事費の坪単価の比較を大まかな比較を行いました。

工事の単価の比較(坪単価)
軸組在来工法
ツーバイフォー工法

他の工法に比べて最も建築費用を抑え
ることができ、坪単価は30〜40万円程
度が目安となります。

在来工法よりも工期が短く、人件費は抑
えられるのですが坪単価は40〜60万
円前後が目安。







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