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 W-Wallet 押出成形セメント板アスロック


1. 押出成形セメント板ア
  スロックとは何か

2. アスロックの特長

3. アスロックの製造工程

4. アスロックの基本性能

5. アスロックの耐火性能
  と遮音性能

6. アスロックの分類

7. アスロックの形状分類

8. アスロックの張り方

9. アスロックの変位追従
  性能

10. アスロックにタイルを
   貼る 1

11. アスロックにタイルを
   貼る 2

 
 8. アスロックの張り方 

 アスロックの張り方には2通りあります。

 すなわち、縦張り横張りです。

 縦張りというのは、アスロックの長いほうを上下に張る方法です。(下図)


 横張りというのは、アスロックの長いほうを左右に張る方法です。(下図)

 この点では、ALCの場合と同じです。

 縦張りの主流は、ロッキング工法と呼ばれる「層間変位に対して変位の吸収が出来る取り付け方です。変位の吸収はZ型クリップのスリットホールで行います。


例えばアスロックの条件として
長さ=5000ミリ(5メートル)
層間変位1/100と仮定して各点の変位置とスリットホールについて検討しています。


 それに拠る層間変位に拠る追従性は、図のように変形による上下の移動6ミリ程度となります。ノザワではこの変位を元にアスロックをとめている、金物がこの少し大きい目の留め具の穴の大きさ範囲にで移動し、また戻る事で対応できるように計画されています。


 横張りの主流は、スライディング工法と呼ばれます。目的は縦張りも横張も同じことです。


 つまり、簡単に言えば、風や地震で建物が微妙に変形したとしても、その変形に追随出来る構造(取り付け方)としているということです。もし、それが出来なければ、パネルは変形に耐えられず、割れて落下するかもしれません。一部が欠けてしまうかも知れません。そういう、憂いを前もって吸収する方法です。

 その、変形などについての記述は、次ページに解説します。


 この点も他の同じパネルメーカーも同じことです。ただし、想定以上の地震や施工上の不備があれば、そうした事故が起きることは間違いありません。



縦張りのイメージ図
アスロックを縦使いし、建物の変位に対しロッキングにより追従させる工法です。
横張りのイメージ図
アスロックを横使いし、建物の変位に対しスライドにより追従
させる工法です。

出典:ノザワホームページ







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