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 3. 幅木の材質

 幅木は床の仕上や壁の仕上げはもとより、天井などを含めたその室の仕上げにマッチしたものでなければなりません。床や壁などが豪華でも、幅木が安っぽかれば、台無しです。そこで、幅木にどんなものが使用されるのか、その材料の特徴や適した使用箇所などを挙げてみました。


幅木の材質の特徴
材質
  特徴の解説

床が木製の場合は同材を使用することが多い。

しかし、最近では、床材もプリント合板、幅木はラッピングといって、木板に木目調のの塩ビのシートなどを貼って、使用することが多くなった。様々なタイプの模様があり、色目も豊富で、安価であることから住宅やマンションの住戸には殆どこれが使われている。


床が石張りで壁が石やタイルを使わない仕上げである場合、床と同材の石を幅木として使う事がある。例えば壁がクロス張りのような場合など。
一般的には、床が石張りの場合、壁も少なくとも腰壁程度は石張りのケースも多い。

タイ

タイルも石と同様に床がタイル貼りの場合、幅木もタイルを使う組み合わせが一番多い。タイルは床と同材で同寸や色目を変えたものを、大体一枚分だけを幅木として使用する。上に何枚も張るようなことはあまりしない。


従って、幅木としてのタイルもその既成品で、ある程度の高さがある物を使用する。例えば最低でも100ミリ、高ければ300〜450ミリ程度。その上部の壁はクロス張りや吹付け仕上などを多く見かける。

金属

金属、石、タイルなど硬い床やかべなど、本来幅木を余り必要としない、箇所に使う事が多い。材質が固いのでシャープな床との取り合いが可能なため。材料としては、ステンレスのヘアーライン、スチールにペンキなどがある。


余り見かけることが少ない材料の一つ。一般的にはトイレの仕切りブースがステンレスのヘアライン製であるくらい。接着剤で止めます。高価。鏡面の金属は汚れが目立ちやすく利用は避けた方がメンテナンスで無難。

塩ビ

下の図のようなおさまりで、事務所やスーパーなどの店舗、雑居ビルなどの内装では一番よく見かける幅木。安価で接着剤で張り施工が簡単。色も豊富である。(ソフト幅木と呼ばれる)


高さはメーカーにもよるが、40ミリから100ミリ程度まであり、色も非常に豊富で、木調、石目調など非常に豊富。60ミリで320円/m程度。






ソフト幅木(塩ビ製)では高さが40mm、60mm、
75mmそして100mmとそろっている

 左の図は事務所ビルやデパートの売り場で見かけるごく一般的な幅木の納まりです。


 コンクリートの躯体面にGL工法でボードを張り、そのボードと床のビニールシートの間をソフト幅木と呼ばれる塩ビ製の幅木処理をしています。


 色合いも豊富にあり、安価なので多用されます。ボードの下部が浮いているのは、床からのボードの吸湿を避けるためです。


 ソフト幅木の納まりは、下地がGL工法でなく他のものであっても同じです。







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