| JW−CADはフリーソフトウェアです。使用複写は無料ですが、著作権自体は放棄されているわけでは無いので、殆どはいくつかの制限事項が定められています。それらは使用するフリーソフトウェアにもよりますが、
●プログラムを改変しない。 ●商行為に利用しない。
などが定められ、ドキュメントファイル(ソフトウェアに添付される解説ファイル)に記述されています。フリーソフトウェアは市販のソフトと比べ、一般的には次のような特徴があります。欠点のバグが多いというのも正しくは、完成品として殆ど完全な状態で販売される市販のソフトは確かに少ないのですが、まったく無いわけではありません。
フリーソフトは、完全な状態ではないことをいわば前提にして、流通させて苦情や要望をユーザーから求めようとも考えているわけです。そこが、フリーソフトの製作者にとっては気楽な、使うものにとっては不安なところです。
\ | 利 点 | @ | 無料で使える。複写(ソフトウェアのコピー)が出来る。 | A | バージョンアップが多い。 | \ | 欠 点 | @ | バグ(欠陥)がある。 | A | 責任の所在がはっきりしない。 | B | サポートが受けられない。 | C | 組織が確立していないことが多く、、どれくらい先まで、更新され続けるのかが不明。 |
フリーソフトウェアではそのソフトが原因で、どのような損害が発生しようとも、誰も責任を取ることがありません。使った人がその責任を負うしかありません。ここが、市販のソフトとの大きな違いのひとつです。
JW−CADを使用し続けてきた私は、大きな損失も欠点を不満に思ったことがありません。全部といっていいほどの殆どの場合、私の不注意の方が断然大きかったからです。
また、市販のソフトのバグ上で起きた原因の不具合であっても、実際問題としてメーカーに訴訟を起こしたなどということは聞いたことがありません。バグは、市販のソフトでも多々あります。それがバージョンアップなどという機能追加のどさくさにバグの改良も行うわけです。しかもこの場合は、有料です。フリーソフトも勿論バグはありますが、むしろ市販ソフトの会社より誠実にバグの改良に取り組んでくれるくらいです。
市販ソフトとの間に何ら差がありません。フリーソフトは、団体のようなところであれば継続性は保証されたも同然です。例えば、オープンオフィースのようなフリーソフトなどがあります。JW−CADもこのような体制になってほしいのです。
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