| 一般的な、専門家でない人向けの結露対策のページとなります。 新築などの場合、使用木材などの建材に水分が含まれているため、冬の暖房時に、あるいは地域によっては乾燥しやすい時期にその水分が放出されやすい室内環境となり、結露が生じ易くなります。
結露は十分にふき取ってください。床、壁の汚損防止や木部の腐食防止のために必要だからです。また、結露の発生を出来るだけ少なく抑えるために以下の1-5までをお薦めします。
1. 室内の換気 | | こまめに換気を心がけて、室内の水分を含んだ空気を排出するようにしてください。換気扇などを使って換気することで、室内の湿気の高い空気を排出することで結露を防止します。空気に含まれる水蒸気量は温度で変わります。
高湿度は低湿度に比べ、多量の水蒸気を含むことができます。 結露は、空気がガラスなどの冷たいものに触れ、温度が下がると、それ以上に含めない水蒸気が水として表面化したものです。 結露の発生を減らすには空気が含んでいる水蒸気量を減らすと効果的です。 その一番の方法が換気なのです。
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2. 除湿機の使用 |
| 除湿機や除湿材をつかって、部屋や押入れの湿度を下げます。湿度は結露防止にはとても重要なポイントです。 |
3. 暖房器具の選択 |
| 石油ストーブやファンヒーターなどの燃焼系の暖房器具は、水蒸気を発生させます。エアコンやオイルヒーター(パネルヒーター)など非燃焼系の暖房器具にするのも結露防止になります。ただし、オイルヒーターに関しては、すぐに暖かくならない、電気代が高い、などの欠点もあります。
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4. 家具や押入れ・物入れ |
| 家具や押し入れ・物入れ内に空気が滞留しないようにします。押入れや物入れの中も詰め込み過ぎないようにしたり、スノコをひいたりして空気が循環するようにします。 |
なお、下記に示す行為は、室内の水蒸気量を増やす行為に当たります。これを行うと、結露が激しくなり思わぬ問題が発生したりしますので、行わないことを勧めます。
5. 次の行為は禁止 |
加湿器の使用 |
洗濯ものを干す |
ストーブの上のにヤカン |
観賞魚などの水槽 |
画像出典: 除湿機 パナソニック オイルヒーター AZICHI 押入れのすのこ ニトリ 一例であり、掲載の製品を推奨しているわけではありません。
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