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 W-Wallet マイホームの図面を書こう(実践編)






 












 
 4. 立面図の作成

 4-1 立面図とは

 立面図は、東西南北から見た時の建物の姿です。従って姿図(すがたず)とも呼ばれますが、立面図という呼称が一般的です。下の図で説明すれば、「北立面」とは「北立面」という字の位置から「赤い矢印」の方向を見た図面ということになります。




 既土地の形状や位置によって、東西南北が不明瞭な場合もありますが、そのような場合は、まず北の方向を考えましょう。

 北は磁石で簡易的に見てもかまいませんし、地域全体から見て、通称の北でも構いません。しかし、建物のプランは冬場に陽の差込み安い南向きを重視しますので、平面プランで東西南北を決定している筈ですので、それに従えば良いことになります。




 4-2. 立面図の描き方

 前頁の高さに関する記述を元にすると立面図が出来ます。平面図で壁の線を延長して高さや窓を記入すると立面図はそれ程むつかしいものではありません。

 しかし、建築に関しての実務や専門学校生でなければ、正式に描くのは難しいでしょう。そこで、2級建築士の試験レベルの立面図の書き方のサイトを紹介しておきます。ここを見れば大よその見当がつくかと思います。サイトは下記で、「二級建築士」というサイトです。
 https://kentikushi.amebaownd.com/posts/2702239/




            立面図の描き方




 4-3. 立面図(例)

 前頁の高さに関する記述を元にすると立面図が出来ます。平面図で壁の線を延長して高さや窓を記入すると立面図はそれ程むつかしいものではありません。しかし、建築に関しての実務や専門学校生でなければ、正式に描くのは難しいでしょう。

 従って、立面は高さ関係と建物の幅が判れば、大よその見当で描ければよいと思います。正式には、専門業者がそれを参考にして、描いてくれます。

 その例として我家の立面図を2面分載せておきます。

 まずは玄関側の東側立面図です。

 左上の斜めの線は道路斜線制限線です。この線より出っ張ることは許されませんが、我家はクリアーしています。前面道路は6mです。我家の場合角地ですので、前面道路は2つある事になります。

 図の左下の寸法は、道路と敷地に立つ住宅の空き寸法です殆ど目一杯に建っています。




 建物の2階あたりに、一本の帯状のものが見えます。これは、単なるアクセントで、寸胴(ずんどう)な建物をこれを付けることによって、見栄えを良くしようとする意図があります。勿論、なくても問題はありません。


 次は南側の立面図です。

 こちら側も道路斜線をクリアーしています。前面道路は6mです。





 平面図と立面図を見ますと、建物の図面の大よその事がわかると思います。




画像出典:建築学生が学ぶ構造力学(立面図の説明図)






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