| 宅地を選定するにしろ、土地付きの家を購入するにしろ、どこに住みたいかをまず決めなければ成りません。 私達は、住めば都で、少々不便だとは思っても、あんまり気に入らない土地であっても、結構今の住いを愛しているものです。新たに土地を探すにしても、やはり、今の住いからあんまり離れたくない気がしています。それは、今の土地を、それなりに愛していることや、得てきた人との繋がりなどの疎遠となる懸念する気持ちあるからです。見知らぬ土地に引越しして行くのには不安とリスクを大きく感じているからです。行った土地の隣人や近所の人が、快く受け入れてくれるだろうか。よそ者扱いをされて、さびしい生活を送る事はないだろうか。思っていた以上に不便でないだろうか、ぶっさうな土地柄ではないだろうか。なd思い巡らすと不安は尽きません。
買ってからでは遅いのだと思うと、まったくの知らぬ土地には行きたくないものです。知人がいる、あるいは親戚がいるそれだけでも心強いものですが、それすらもなければ、到底望んで行けるものではありません。それほど住いの選定は難しく、心の拠り所が欲しいものです。
そこでまずは、どこに住みたいかです。
@ | 選定の条件にもよりますが、今の住まいの近くを探すことが多い筈です。一刻も遠くに行きたいの思いがないのであれば、そうなります。当然、新しい住まいを、今いるところから物色が容易できる利点があります。また、調査に費やす時間や費用も余りかかりません。これから家を建てようとする人には、団塊の世代の子供達が、多く親元を離れて暮らしたがらないという傾向があるそうです。 | A | @が適わない場合は、それが可能なら、知人や友人、親戚の近くがある土地を選ぶのもよいでしょう。ただし、心強い反面、煩わしさも生じてきます。生活のレベル、付き合いの煩わしさも、もしかしたら一生ものになるかも知れません。 | B | 誰も知るものがなく、初めての土地。割り切れば、これほど気楽なこともありません。まったく新しくやり直すのもそう悪いことでもありません。しかしそれは、何十万人の○○市とかがつくような土地であればのことです。人口の少ない田舎のような土地では、こちらの思いの他、案外住み難いものです。表面の愛想よさとは裏腹に、なかなかよそ者を受け入れてくれません。 |
|
|