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 W-Wallet ローコスト住宅入門


1.  はじめに ローコスト
  住宅とは

2. ローコスト=下請け
  泣かせではない 

3. 施工者の儲けも必
  

4. 誰に頼めばよいか

5. 建物形状は方形に
  する

6. 水回りはまとめる

7. 無駄な開口を作ら
  ない

8. 安く土地を手に入
  れる

9. 内装を簡略化する

10. 高級なユニットを
   使わない

11. 部屋を細かく仕切
   らない 

12. 換気の良い建物
   を作る

13. バリアフリーは必
   

14. 建物の安全性を
   犠牲にしない



 3. 施工者の儲けも必要

 施工者は一体幾ら儲けているのでしょうか。大体、建売業者で大きなところは、戸建で大体17パーセント、マンションで20パーセント弱というところでしょうか。「なに!。2割も儲かるのか?!などと思わないで下さい。これは粗利益です。ここから必要経費を引くと8-10パーセントが純利益という事になります。

3000万円の家を例にしますと、
3000万円×20パーセント=600万円これが粗利益です。従って建物の原価は、
3000万円-600万円=2400万円という事になります。
600万円のうち経費をいかに抑えるかに結局かかってきます。

 事務所経費8パーセント+現場経費8パーセント=16パーセント
残りの4パーセントが純利益ということになります。それがなんと120万円です。純利益がなければならない事が分って貰えましたでしょうか。20パーセントもないのが今の工務店なんです。

 仮に17パーセントの粗利益ならわずか一パーセントの純利益しかありません。
これを値切ってしまわれては、良い建物を建ててやろうという気になるでしょうか。幾ら努力しても10パーセントの粗利益では会社は赤字になります。まず、粗利益20パーセントを認めるから、ローコストに協力せよと宣言してください。
喜んで協力してくれるでしょう。















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