| 私もそうでしたが、若い時は自分が歳をとる事は解っていても、その時、足が痛かったり腰が曲がったり、階段の上り下りが苦痛であるとか、車椅子に乗る生活になるかも知れない、というような事は少しも考えられませんでした。確かに歳をとったなあという年齢にきましたが、それでもこの先老いて車椅子の利用が必要になるとはどうしても思えません。実際に必要ないのかもしれません。しかし、そうは思っていても、体の方は、間違いなく衰えてきます。
また、歳をとらなくても、病気や怪我で普通の生活が出来なくなる可能性もあります。 その時あたふたしなくても良いように、バリアフリーについては、十分とれる対策を考えてください。
住宅のバリアフリーでは 1.段差の解消 2.手摺の取り付け(将来取り付けが可能な為には下地を入れておく) 3.車椅子の可能な廊下幅 4.流し台、便所、浴室の大きさや形状の工夫 5.照明器具の数
などがあります。将来対応も考えてみてください。
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