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 W-Wallet 障子(しょうじ)


1. はじめに-障子に
  ついて

2. 障子の意味と歴史

3. 障子の魅力

4. 障子の各部の名称

5. 障子の表裏とは

6. 障子の素材

7. 横繁障子と竪繁障子
  と荒間障子

8. 腰付障子

9. 猫間障子

10. ガラス障子

11. 変り障子

12. 障子紙の魅力

13. 障子紙の種類

14. 障子の貼り方



 6. 障子の素材

 国産品では「赤杉」「備州ひのき」などが有名です。日本の風土にマッチしており高級品です。地方によって、また店舗によって使用する障子骨の材も異なります。「松材」は「松ヤニ」が出るため、これを嫌って余り使用されません。現在最も多く使用されているのは「スプルース」です。安価で加工性が良い材料です。下の記載では下に行くほど程度は低くなります。


 赤杉
 国産材で、赤みをおびた心材の柾目杉。 杉独特の柔らかさと上品な木目が特徴。高級造作材として長年使用されています。

 備州ヒノキ
 国産材で材は緻密で、均質。材の産地により性質が異なる。建具材としては安定した人気があります。座敷の障子には伝統的にヒノキが使用されていることが多い。

 米檜(べいひ)
 外材(輸入材)で心材は黄褐色ないし桃褐色で、日本のヒノキに比べて濃い。木目は細かい。耐久性は高く、加工し易く、狂いが少なく、乾燥すると寸度の安定性がよい。製品の仕上がりがよいなどヒノキと材質がよく似ているため、その代替品として広く用いられています。

 米杉(べいすぎ)
 外材(輸入材)でネズコ(ヒノキ科)と同種で、杉ではない。良材の大径木が産出し、杉に色目が似ていることから「米杉」と呼ばれる。木目は密で通直、軽軟で加工性はよいが表面の仕上がりは中程度。アレルギー症状が出ることもあります。

 スプルース
 外材(輸入材)で木目は通直、木肌は密で軽軟なため加工性が良い。早材が軟らかい反面、繊維は強いため、建具を繊維方向に強く搾ると表面が剥げることがある。色焼けするのも難点です。











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