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14.タイルの貼り方(張り形
  状)






 



















38.ALCの縦壁ロッキン
  グ構法でのパネル
  伸縮目地を設ける
  箇所

39.ALCの縦壁ロッキン
  グ構法での目地設
  計およびタイル割
  付け方法

40.ALCの縦壁ロッキン
  グ構法での目地部
  タイル納まり詳細

41.ALCの縦壁スライデ
  ィング構法でのパ
  ネル伸縮目地を設
  ける箇所

42.ALCの縦壁スライデ
  ィング構法での目地
  設計およびタイル割
  付け方法

43.ALCの縦壁スライデ
  ィング構法での目
  地部タイル納まり
  詳細


 

 










 





 30. 壁タイルの特殊下地への対応(2) ALC地

 ALC板へのタイル張り

 ALC板は建物の軽量化、工期短縮、コストダウンに合致する材料としてその需要をのばしており、その仕上げ材としてタイルを使用する例も増加しています。タイル張りの下地としてのALC板は、吸水率が大きい、表面強度が弱いなどの問題を抱えています。しかし、これらの問題を十分に把握し、適切な対策を施すことで、ALC板へのタイル張りが可能になります。

 ALC板下地の問題点
@
ALC板は吸水性が高く、モルタルの水分を急激に吸収するため、ドライアウトによる接着性の低下を招くおそれがあります。
A
ALC板は表面強度が低いため、タイルの保持力も弱くなります。
B
600oピッチでパネルジョイントがあり、ジョイントにまたがってタイルが張られると、タイルにひび割れ、剥離が生じやすくなります。


 ALC板へのタイル張り施工のポイント
@
ALC板の吸水調整処理を、プライマー塗布又はポリマーセメントモルタルのこすり塗布のいずれか一方、あるいは併用で行います。プライマー塗布の場合は、EVAエマルジョン系またはアクリルエマルジョン系のいずれかを金ごてによって1〜2oの厚さに塗り付けます。また、タイルの貼り付けモルタルはポリマーセメントモルタルとし、タイル張りは改良圧着張り、密着張り、マスク工法のいずれかで行います。
A
ALC板は表面強度が低いため、タイルを含めた仕上げ厚さを出来るだけ薄くすることが必要です。モルタル下地は作成せずに直張りとし、下地調整モルタル、貼り付けモルタル、タイルを含めた総厚を20o以下となるようにします。タイルの大きさは原則として、二丁掛、または150o以下とし、厚さは15o以下とします。
B
タイル張りを行うALC板の構成は、縦壁スライド工法か縦張り挿入筋工法とします。縦壁スライド工法の場合、層間変形角を押さえた構造設計(1/250以下)がなされていれば、建物高さ30mまで適用可能です。パネル間の伸縮めじは5〜6枚毎にの縦目地に儲けますが、その他にも階毎の水平目地、コーナーパネルと一般部パネルとの取り合い部など建物の動きを考慮して、パネル内にゆがみを生じさせないような位置と幅の伸縮目地を設けることが必要です















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