| 冬になると私は心が滅入ります。
寒いからではありません、静電気が発生が怖いからです。暖かそうな衣類やドアノブなどの金属に触れた途端、いきなり「バッシ」と音とともに特有の痛みを感じます。青白い火花を見る瞬間もあります。思わず手を引いてしまいますが、時既に遅しです。冬という季節自体はそう厭ではありませんが、あの静電気がある限り、どんなに暑い夏より好きにはなれません。
| | また、バッチと来た瞬間に思わず手を引いた拍子に、後ろに立っている人に肘鉄(ひじてつ)を食らわす結果になったり、人ではなく物に肘や手を打ちつけて二次災害になってしまうこともあります。こうなると、もう静電気に対する一種の恨みや憎しみしか起りません。
また、静電気度々に合うと一種の、神経症のようになって、何を触るにも怖さが先に立ってしまいます。
特に、一番怖いのはドアの取手(とって)を握った時に来るものです。次が、自動車のドアの開閉の時ではないでしょうか。
私もそうなのですが、ドアの取手をつかむ時は、羽織っている上着を介して触るようにしたり、閉めるときはノブ以外の部分を触って閉めたり、履物で押したりします。
それでもそんなことばかりできる場所柄ばかりではありませんし、なんだかカッコ悪くもあります。 | 家のドアノブで ビリビリ静電気 | |
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そこで、今回は静電気の正体を見極めてどのような対処方や対策グッズがあるのかを検証してみたいと想います。
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