| ゴム製の目地ますを型枠に取り付けておき、タイルをはめ込む方法(目地ます法)と、タイルを型枠ベッド面に配列しながら仮目地材を置いていく方法(置き目地法)がある。
タイル単体法の適用タイルと長所及び短所 | 適用タイル | @ | 小口、二丁掛タイルに最適な方法。
| A | モザイクタイルは全てのタイルシート法による。
| 長 所 | @ | 目地の通り、形状仕上がり面の信頼性高い
| A | 打込み面積が大きい程有利。
| B | GRCの場合、単位重量当たりの強度が大きいためにPCカーテンウォールに比べて厚みを小さくでき、従って軽量化が可能。
| 短 所 | @ | タイル寸法に合せた目地マス、目地桟が要求される。
| A | 施工能率タイルシート法より劣る
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施工のポイント
実際の施工の際には以下の4点がポイントとして上げられます。
@ | タイルの寸法誤差が大きいと目地マスにタイルがはまらなかったり、タイル周囲にコンクリートがまわったりすることがある。 | A | 目地マスの現場加工は容易であり、現場状況に合わせたセットも可能で、ラブル処理はし易い。 | B | 目地マスにタイルをはめこんでいくため現場作業が多い。 | C | 目地マスジョイント部の仕上がりは良い。 | D | 工事の初期の段階でタイルが必要となるため、設計時点での十分な計画と早期準備が必要です | E | GRCの場合、強度は、セメントの圧縮強さと耐アルカリガラス繊維の引張り強さとの相乗効果により高められるので、曲げ・引張りの衝撃強度は大きなものとなる。 |
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