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当初計画されていなかったり、当初の見積書に計上されていなかった工事(項目)が発生すること。見積もり段階で発生した追加工事は、順次付け足し、内訳明細書にまとめられるが、着工後に発生したものについては工事の進行を優先するあまり、あいまいになるケースも多い。
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東京都中央区の地名。明暦の大火後の埋め立て地。銀座に接する地域。明治初期には外国人居留地が置かれた。築地市場や本願寺築地別院などがある。
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塀の一種。木製の柱と柱の間に、間柱や胴ぶち、板を通し、その仕上に土を塗り、塀の上部は、板や瓦葺きを行う。単に築地ともいう。
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瓦棟において熨斗瓦(のしがわら)の間をいう。
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襖(ふすま)障子や板障子などに台をつけて立て、間仕切りや目隠しに用いるもの。玄関や座敷、また飲食店などで座席を分け屏障(へいしょう)したりするのに用いられる。
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対束小屋組で陸梁の上に左右対称に設けられる二重梁を支える束のこと。「たいづか」とも呼ぶ。
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ツインコリダー型集合住宅(ツインコリダーがたじゅうたく) |
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型廊下型並列させて、これを渡り廊下で結んだ集合住宅の形式。中廊下型に比べて通風・換気に優れているが、通路面積が増大する。主として高層の共同住宅にもちいられる。
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二つが一つになったビル。
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幼稚園に通う園児の住居の分布範囲。300m〜400mが適正とされる。
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小・中学校における児童・生徒が自宅から学校までの通学路に沿って通う距離。都市部では、小学校は500m程度、中学校では1Kmが適正とされる。
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流水による排水管内の気圧変化やサイフォン作用によって、トラップ内の封水が破られるのを防ぐために、その気圧変化を大気に逃がすこと。
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トラップの封水が破れるのを防いだり、配水管内の通気、水の流れなどをよくするために設けられる配管内と外気とが繋ぐ管。
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木造住宅の外壁などで、断熱材の外側に外気が通り抜けられるように設けた空間。通気層を設けた作り方を通気層工法(通気構法)という。高気密・高断熱の住宅では、冬季に室内側から外壁に侵入した水蒸気が断熱材の中にたまり、内部結露を起こすおそれがあるので、通気層を設けて湿気を排出し、構造躯体を乾燥した状態に保つことが重要。
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基となる木材の寸法が2インチ×4インチである枠組壁工法のことで、北米から導入された木造建築物の工法である。
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両端の支点に設けられた二つのピンで構成されるアーチ。「2ヒンジアーチ」ともいう。
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除湿、室温調整などの目的で自然換気を行うための室内の風通しのこと。
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土に接する階(通常1階)の床下に設ける短い垂直の柱のことをいう。床の荷重を支え、下に設けた束石から、地面に荷重を伝えて支える。
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上記の束から建物の目方を地盤に伝える目的の石のこと。石のほかコンクリート製品などがある。
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和小屋の典型的な架構で、小屋梁などに小屋束を立て、屋根荷重を支える構造で一種のトラス。
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マツ科の常緑針葉樹。 天然分布は本州南部から四国、九州を経て屋久島に至る地域で見る事ができる。針葉樹の内では硬くて重い材。建築材、器具材、梱包材、パルプ材などに用いる。「トガ」ともいう。
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樋受け金物の別称。
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応力度が弾性範囲内で繰り返し荷重を受けることで、材料の抵抗力が弱まり、材料の破壊を招くこと。 例えば金属疲労など。
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上端を鴨居に蝶番(ちょうつがい)または壺金でとりつけ、閉じる時は垂れ下げるようにし、あける時は棒で前に突き上げて支え、庇(ひさし)のようにした戸のこと。現在でいうすべり出し窓を開いた時につっかい棒を設けたような形。
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@障子を突揚戸のように取付けた窓のことで、茶室の屋根に明かり取りのために設けられる。 A根の一部を切り開け、窓ぶたを下から突き上げて開け、明かり取りとする窓のこと。
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材料の平らな板の小口同士を付き合わせて接合する方法。
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溶接継手(つぎて)端面を突き合わせ、そこに電流を流し、かつ加圧し、発生する抵抗発熱によって溶接する方法。アプセット溶接upset welding、フラッシュ溶接flash weldingの2種がある。
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鉄骨工事で鋼材の小口を突き合わせて、接合部を開先加工し、溶接する方法。必ずしも小口同士ということでもない。例えば柱と梁の場合など。
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石垣を築くために用いる石のこと。
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希少性の高い美しい木目を持つ木材を薄く(0.2mm〜0.6mmスライスしたもの。木材を薄く加工した単板の中でも特に銘木単板と呼び、これを表面に用いた合板を天然木化粧合板と呼んでいる。
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杭が指定の深さに達しない場合などに用いられる、同一製法の杭材に継ぎ手を設けて連結された杭。異種の杭を継ぎ足した場合は、合成杭(ごうせいぐい)という。
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一端が固定され、他端は完全に自由な梁のこと。「片持ち梁(かたもちばり)」ともいう。
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戸の上端を水平回転軸として、外側に押し出すことによって、開閉する窓のこと。
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二つの部材を突き合わせて釘打ちとした継ぎ手。
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材料の必要長さが足りない時、部材と部材を垂直方向または水平方向に繋いでいく場合の、接合部とその納まりをいう。
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レンガや石などを積んだり張ったりする際、裏側に注入するモルタルのことをいう。「差(さ)しとろ」ともいう。
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げんのうで叩かず、手で突いて使うのみのことで、継ぎ手やほぞ穴の加工、仕上げなどに使用する。
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@型枠にコンクリートを打ち込む際に、突き固めによって型枠の隅々までコンクリートの充填させるために用いられる棒。 Aコンクリートのスランプ試験方法やコンクリートの供試体の作り方で用いる、直径16mm、長さ50cmの先端を鈍く尖らせた丸鋼。
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月小屋の屋根に用いたところからこの名がある。長さ1間(約1.8メートル)、幅1寸4、5分(約4.5センチ)の杉材の割り木のこと。
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茶室の前に設けられ、手を洗ったり、口をすすいだりするための手水鉢(ちょうずばち)のことをいう。石で作られることが多く、周りには、湯桶石(ゆおけいし、ゆとうせき)、手燭石(てしょくいし)、鉢前(はちまえ)、水門(すいもん)、飛石(とびいし)などが置かれる。これらを全て含めて蹲踞(つくばい9と呼ばれることもある。蹲踞は、鉢を低く据え、つくばって使うことからこの名が付けられている。
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後から置く家具ではなく、建物と一体化してつくられ固定された家具のこと。
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稲子(天井板のそりを防ぐ為の木片)を取り付ける際に、天井板にU字型の木片を接着して、いなごを取り付ける方法のこと。
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左官工事において、下地の凸凹が著しいときに凹部にモルタルなどを塗り平に均すこと。
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鴨居の位置に取りつける化粧鴨居のこと。
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和室の座敷の床の間の脇に設けられる書院の一種。書院には平書院と付書院があり、平書院が明り取りの障子だけがついたものに対し、付書院とは棚板と明り取りの障子で構成され、棚板の奥行の分だけ、縁側または外部に張り出しているもの。「出書院(でしょいん)」ともいう。
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左官工事における塗りの厚さのこと。
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本家より別に片流れの屋根を出した部分をいう。「付卸庇(つけおろしびさし)」ともいう。
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造り付けの床の間ではなく、部屋の隅などに簡単な台などを作って床の間の代用として使うもので掛け軸などは正面の壁に掛ける。「置き床(おきどこ)」ともいう。
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側土台の外側に取り付けて、土台に見えるようにしたもの。
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柱のように見せるために、壁面に取り付けられた材。
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鴨居や敷居に別材を打ち付けて、樋端(ひばた)としたもの。
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伝統的な日本の木造建築の塗り壁として使われている、土を用いた壁のこと。
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土を構成している土粒子のうちで、粒径が0.001o以下の最も微小な粒子。
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数寄屋造りなどで、地面に柱を立て、深く張り出させた庇のこと。「どびさし」ともよぶ。
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足場・クレーンなどの仮設物が倒れないように、建物に緊結する部材のこと。足場については、労働安全衛生法で、壁つなぎの間隔が決められている。
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入側柱と側柱、側柱と向拝柱などを繋ぐ虹梁のこと。
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独立基礎を結ぶ梁のこと。柱脚の回転を拘束するとともに地盤反力・不同沈下・水平力による応力に抵抗する。「地中梁(ちちゅうばり)」「基礎梁(きそばり)」ともいう。
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窓や出入口の上の水平枠が垂直枠の外面から突き出た部分。また、垂直枠が下部の水平枠の外面から突き出た部分のこと。
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漆喰壁、砂壁などに用いられる海藻のり。
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土地、高価な布、金属板などの尺貫法による面積の単位のことをいう。土地の場合、6尺平方=1坪で、1坪=33058uで計算される。尺貫法は、1959年(昭和34年)に、メートル法が全面採用され、尺貫法は廃止された。ただし、土地建物などの特定の物に限って使用することが認められていて、現在でも坪が使われることが多くあり、尺貫法には、坪の他に、「尺」、「寸」、「丈」、「貫」、「升」などがある。
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土地や建物などの一坪(約3.3平方メートル)あたりの価格のこと。
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建物と建物との間や、敷地の一部につくった小さな庭のこと。
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地盤面を連続しないで、独立した形に掘削する形状の掘り方をいう。
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妻とは端を意味する。築物の棟に直角な両側面をさす。屋根の勾配が見える面のこと。
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建築物の戸袋・引き出しなどの側面に設けられた板の総称。
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建物の妻に向って(切り妻屋根の場合)入る入り口を妻入りという。妻側に玄関があること。「平入り(ひらいり)」ともいう。
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洋小屋組の寄せ屋根において、妻陸(つまろく)梁の上に設けられる材。
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日本建築では建物の長手方向を建物の正面とする場合が多く、建物の短手方向が妻と呼ばれ、切妻屋根などの場合は、建物の両端の短辺側の三角形の壁面を指す。
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屋根の妻側にあらわれている虹梁のこと。
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木造の外周部に設ける軸組で、妻側の梁のことをいう。
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最も古くから行なわれているタイル張りの基本的な工法で、俗名だんご張りのこと。タイルの張付けは壁面の下部から上部へ、積上げていくように、一段積上げてゆく工法。白華しやすく、施工に時間がかかるため、最近ではほとんど使用されない。
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建築の組物の並べ方の一つで、柱上だけでなく、柱と柱の間の中備(なかぞなえ)にも組物を置くものをいう。禅宗様建築にみられる。
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ドリス式オーダーにおいて、レグラの下部に設けられるしずく状の装飾。「グッダ」ともいう。
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塗装仕上げで、光沢のある仕上げを「つやあり」「全つや」「グロス」などとよぶ。仕上げの場合には、段差や傷など下地のアラが目立ちやすいので、入念な下地調整が必要。
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塗装仕上げで、まったく光沢のない仕上げを「つや消し」「全つや消し」「マット」「フラット」などという。つやありとつや消しの中間を「5分つや」「半つや」「セミグロス」などと表現する。外部で使用の時にはつや有りに比べて耐候性が落ちる。
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部材の合わせ目が凹凸やずれがなく、びったりと接合されていること。摩り(さすり)ともいう。
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鉄筋コンクリート造における、圧縮側のコンクリートの縁応力度と引張り側の鉄筋の応力度が、同時に許容応力度となる時の引張り鉄筋比。
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上部から吊り下げた足場で窓の清掃用のものから鉄骨工事の足場まで、よく使われる。
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天井面など上部から荷重を支えられる石をいう。
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天井下地の工事において野縁受けを吊って支持する部材のこと。
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天井下地の工事において、吊り木を受ける部材をいう。
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金属板葺き屋根工事で、金属板の折り曲げ部とからめて下葺き材に留め付ける金物のこと。
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建具を現場で取り付けること。
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鴨居を吊り下げるための短い柱をいう。鴨居が下にたわむのを吊って防ぐ役目がある。
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構造体から離して吊り木で竿縁(さおぶち)を吊り、天井板を上に張った天井のことをさす。天井には、吊り天井の他に、「折り上げ天井」、「掛込み天井」、「片流れ天井」、「組み天井」、「格天井(ごうてんじょう)」、「竿縁天井(さおぶちてんじょう)」、「直天井(じかてんじょう)」、「平天井(ひらてんじょう)」、「舟底天井(ふなぞこてんじょう)」など、様々な種類がある。
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@上框(うわがまち)に取り付けられた吊り車をハンガーレールに吊り下げて、左右に開閉する戸。「ハンガードア」ともい。 A蔀戸(しとみど)などのように、開ける際には上部につり上げ、閉める際には、下方に降ろす戸。
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上の方は床の間の形に造ってあるが、下の床板がなくて、座敷の畳がそのまま続いている簡略な床の間のこと。
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天井の近くの壁から下についている戸棚のこと。代表的な吊り戸棚は住宅の流し台の上につけられたもの。略して「吊り戸(つりと)」と呼ぶこともある。
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寝殿造りの東西の対から出た廊の南端にあって、池に臨んだ建物。魚釣りを楽しむところからこの名がある。
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天井ンドを吊るための、軸の長いボルト。「天井吊りボルト(てんじょうつりボルト)」ともいう。
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開き戸の回転軸側(丁番などのついている方)。右吊元と左吊り元の指し方は部屋内よりとする。
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主要構造部からケーブルやワイヤーロープなどを用いて屋根を吊る形式の構造。「サスペンション構造(サスペンションこうぞう)」ともいい、室内競技場などの大スパンを必要とする建築物に用いられる。
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西洋鋸の原始型と思われる「弓型鋸」の亜流で、金切鋸・竹挽鋸・炭切鋸などにその形が受け継がれている。
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固い頭部をハンドル部分に直角に設置した道具で、ピッケルに似た形をしている。金属製で、柄ほ部分は金属製もあるが、殆どが木製。鶴嘴は固い地面やアスファルトを砕くために使われる。
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