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排水枡から異臭がすることがよくあります。特に夏場にはその傾向が多く見られます。これらの、原因は何でしょうか。
排水枡は汚泥やゴミが枡のそこに沈殿して、普段は上部のきれいな水が溜っており、底部の沈殿物の汚泥からの異臭を抑えるように出来ています。その、水面よりから上に排水管があり、新たにもう一つの流入する管から排水が出てくると、常にある水面以上の水が排水管から流れ出るようになっています。
排水枡を長い間、清掃せずに放置しておくと、底部の汚泥の高さが、常にある水面程度まで積みあがり、、水が少しでもなくなると異臭を放ちます。
また、汚泥が少ししかなくても、枡自体が割れていて、水を常に溜めて置けない事態に至っていることも考えられます。したがって、いずれの場合でも、定期的な点検と汚泥の除去掃除が必要なのです。
枡の割れによる場合は、、枡をきれいに掃除して乾燥させ、防水塗料で防水する方法があります。枡の割れを補修する訳です。しかし、枡を水道工事業者に交換依頼する方が確実です。建物や排水工事が行われて間もないのに、こうしたトラブルがある場合には、当然売主にクレームを申し出ても良いと思われます。
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右の図の枡が正常です。枡底に多少の汚泥が発生していますが。いま少し、汚泥を取り除くには余裕があります。
しかし、その余裕にかまけると、左の図のように汚泥が水を押しのけて空気に直接接し、これが悪臭をもたらす原因となります。もっとひどい場合には、管の中まで溜ってくるようになります。
汚泥の位置が左の図よりもずっと低いのに悪臭が発生する場合は、枡がひび割れなどで、水が漏れている可能性があります。
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