| 洗面所は洗面をする処だけではありません。大抵の場合、ここで洗濯もしますし、風呂につながっている場合は、脱衣場にもなります。洗面や風呂に対する、タオルとか石鹸、入浴剤、また洗濯の洗剤やかご、など人の人数に見合った、収納する棚や物入れが必要です。また洗濯物も、少ない時には洗濯機の中に入れることで済みますが、量が多くなると、一度には洗えませんから、別置きするカゴも必要になります。
こうして考えあわせると洗面所は思いの他狭くなりがちです。また洗面所への入り口の戸は、洗面所側に開くような場合は、その部分に置物が出来なくなり、人もおちおち立っていられません。扉の開き方向だけでも更に狭い部屋になりがちなので、ドアは外開きか引き戸が良いのではないでしょうか。室内の大きさは180センチ角あれば、物入れなどの作り付けの収納は無くても良いでしょう。
我が家も最初は、180センチ角のスペースを考えていたのですが、駐車スペースに車が入りきらない事が分かり、1350=90+90/2としました。作り付けの物いれ等も設けなかったため、サニタリー用の家具を置いて廊下ほどの余りしかなくなってしまいました。
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風呂は最近では、ユニットバスが主流です。特に2階などに風呂を設ける場合などには、うってつけです。ユニットバスは工場で分割して製作され、現場に運んでから組み立てる呂です。壁床、天井に主立ってはわかれ、壁は各面を分割しています。
工期が短く、下地や仕上げの工事も不要です。其の上、防水性に優れています。漏水の原因も比較的みつけやすい。サイズは色んなタイプがあります。1418タイプとか1620タイプとかいいますが、例えば、1418とは140センチの幅で、長さが180センチのタイプの略です。窓の取り付けも可能です。ユニットバスを取り付ける場所の寸法は、勿論ユニットバスの大きさによって違ってきますが、1216タイプで幅135=90+90/2センチ、長さ180センチが入ります。我が家はこれにしました。もう一ランク上の1418タイプにしたかったと思います。
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便所は2階建てでも、両方の階にほしいものです。3階建てですと、ぜひ2階に必要です。2階にあって1階に無いのでも3階建の場合は仕方ありません。ただ便 所は、毎日必ず使うものなので、多いほうがありがたい物です。
寒い冬の夜など 階下に下りるのは億劫になります。子供も小さいと一人では行きたがりません し、年をとると、階段の上り下りも辛くなります。我が家は1階の他に2階にも設けました。本来 なら2階に設けた4畳半の部屋に物入れを付ける場所を、便所に提供しました。 其の事は良かったと今は、思います。
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