| 私たちが、建物に見かけるクラックは、通常仕上である、塗料の吹付けや塗ったものの上からです。その場合のクラックの幅が有害なのかどうかの判定になります。
仕上の上から見たクラック幅が、0.06ミリを超えると耐水性に問題が生じて来ます。0.2ミリを超えると、建物の耐力上の問題が生じて来ます。一応この基準を下回って幅が、安定しておれば、まず一安心というところです。全てのクラックが有害というわけではありません。
仕上別による有害クラックの度合い | 0.2mm.幅を超える左記の 仕上の上に出来たクラック | 1.弾性吹付けタイル仕上 (塗料吹付け仕上) | 2.モルタル塗り仕上 | 3.タイル張り仕上 | 0.06mm.幅を超える左記の 仕上の上に出来たクラック | 1.打ち放し仕上 | 2.非弾性吹付けタイル仕上 (塗料吹付け仕上) | 3.リシン吹付け仕上 |
|
|