ホーム > 住いの知識 > ガラス

  《PR》     

用語辞典
広告の見方
住いの知識
住いの安全
住いの設計
住いの設備

 W-Wallet ガラス


1. ガラスの名の由来と
  起源 

2. ガラスの歴史

3. ガラスの原料

4. ガラスの種類1

5. ガラスの種類2

6. ガラスの選定上の
  注意

7. ガラスのメンテナンス



 
 2. ガラスの歴史

 「吹きガラス」の技法が発明されたのは紀元前1世紀ころの古代シリアとされています。吹きガラス技法は、細い鉄のパイプの先に溶けたガラスを付け、息を吹き込んでガラスをシャボン玉の洋に膨らませる方法です。現在でもガラスの成形、特にびんや容器の製造に使われています。テレビなどでもよく見かけます。

 「吹きガラス」製法により、ガラス容器などが簡単に作られるようになり、1世紀くらいの間に、メソポタミア、エジプトに広がりました。
 それまで、ガラスは、貴重品でしたが、この方法により、一般の家庭でも簡単にガラスのびんやコップが買えるようになったそうです。

 ローマ時代には、ガラス製造は西ヨーロッパにひろがり、現在の国々でいえば、チェコ、ドイツ、ベルギー、フランス、イギリス、スペインなどに伝わり、それぞれに発展していきました。 今でも、ベルギーなどはガラスで有名です。


  日本のガラスの歴史
弥前期日本で発見されている最も古いガラスは、弥生前期(西暦紀元前3〜1世紀)と考えられている小さなガラス・ビーズです。これが国内で作られたものか、海外から輸入されたものか、今のところ明確ではありません。   
弥生
中期〜後期
弥生中期〜後期(紀元前1〜後3世紀)には、各地でガラス製の玉(丸玉、勾玉、管玉など)が出てきます。弥生後期の遺跡から、ガラス炉跡と思われるものが発見されていますから、2千年くらい前から、日本でガラスの成形・加工が行われていたことは確かでしょう。
古墳時代古墳時代(3世紀末〜7世紀初)に入ると、明らかに輸入品とわかるガラス器などが多く発掘されるようになります。
飛鳥・
 奈良時代
飛鳥・奈良時代(7〜8世紀)になると、さらに多くのガラス製品が、上流階級で使われるようになります。正倉院に納められている多くのガラス製品が有名です。
平安時代平安時代(8世紀末〜12世紀末)のガラスの遺品はほとんどありません。
室町時代後期以後〜
天文18年(1549年)、フランシスコ・ザビエルが来日し、後に山口の領主、大内義隆にガラス器、鏡、めがねなどを贈ってキリスト教布教の許しを求めたことに始まるようです。その後、海外との交流の結果、多くのガラス製品が輸入され、また、日本でも盛んにガラスが作られるようになりました。











 W-Walletホームへ                           (C) 2004 W-Wallet.com.