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 W-Wallet 建築条件付土地


1. 建築条件付の広告

2. 建築条件付土地と
  

3. 建築条件付土地の
  広告条件

4. 建築条件付土地に
  似て非なる青田売
  

5. 建築請負契約の相
  

6. 建築条件付土地の
  規則改正

7. 違法性の強い業者
  とは
 




 4. 建築条件付土地に似て非なる青田売りとは

 建築条件付土地の販売は合法的ですが、これに非常によく似た土地の販売方法に「青田売り」があります。「青田売り」は「売り建て」(建売りではありません)とも呼ばれ、完全に違法です。
「青田売り」の語源は、農民が経済的な困難から稲がまだ青い時期に収穫を見越して収穫を先売りすることを意味しました。

 転じて、工事の完了前に土地や宅地を販売することの意味となりました。青田売りは建築確認後や開発許可後であれば違法とはなりませんが、それ以前に広告を出したり、売買契約を結ぶことは、宅建業法で禁止されています。

 ここで取り上げた建築条件付土地として要件を満たしていないのに、満たしているように装うことが青田売りとして違法となるわけです。確認や開発許可が降りていても、建築条件付き土地としての要件には満たしていないことになります。

 まとめると違法である青田売りとは
1.
広告に「建築条件付土地」の記載がなされていないもの。これがなされていない土地は危険。ここで、土地と建物が別々に記載されていて、フリープランなどの誘いに誘い文句がある
2.
「建築条件付き土地」の記載や解約条項などの記載はあるが、複数の物件があり、買いたいと思っている物件がこれに該当するか不明確なもの
3.
決まりごとだといって、強引に土地と建物を同時に契約させようとするもの。3ヶ月以内でよい
4.
「建築条件付土地」の表記があっても異様に小さい
5.
フリープランや自由設計は確認申請が出ていない物件のこと。既に確認通書があるというのは建築条件付き土地ではない

 その他、契約を急がせたり、フリープランや自由設計をうたいながら、プラン集から選ばせるものなど、不振な場合は見合わせたほうが良いでしょう。










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