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よく質問されることに
「ＧＬ工法ではいくらの厚さで張れますか」
というものがあります。
壁が垂直にしかも歪みもなく石膏ボードのも9.5ミリであれば、図1のように25ミリで張ることが出来ます。しかし、コンクリート壁の精度が悪く部分的に不陸（ふりく：たいらでないこと）がある場合は、そこをハツリとって平らにするか、ハツらずにそこを中心に張る場合は25ミリとは行きません。30ミリとなるかも知れません。そこで、設計図を描くときは30ミリとしておいた方が無難です。特に出入り口のサッシの縦額縁などと直交する場合は、額縁に外側で収めなければならないので、注意して下さい。
運悪く50㎜の張り代となることもありますが、この大きさになるとＧＬ工法では難しくなりります。部分的にＬＧＳ（軽量鉄骨下地）に変更もやむ得ないでしょう。
いずれにしても、ＧＬ工法を行うところは、型枠管理を充分におこない、不陸を生じさせないように注意することが大切です。
 | |  | | 図.1（数字は単位ミリ） | | 図.2（数字は単位ミリ） |
9.5ミリの石膏ボードであれば、２５ミリの張り厚さも可能です。ただし、壁面には9.5ミリは薄すぎて余り使用しません。
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12.5ミリの石膏ボードであれば、30ミリは必要と考えて下さい。勿論、下地の精度がよければ25ミリでも張れないこともないですが、結局上手くいかないことが多い。 |
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