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 W-Wallet 障子(しょうじ)


1. はじめに-障子に
  ついて

2. 障子の意味と歴史

3. 障子の持つ魅力

4. 障子の各部の名称

5. 障子の表裏とは

6. 障子の素材(木部)

7. 腰無し障子

8. 腰付き障子

9. 猫間障子

10. ガラス障子

11. 変り障子

12. 障子紙の種類

13. 障子の貼り方・
  はがし方




 13. 障子紙の貼り方・はがし方

 従来どおりの方法で障子紙の貼るには、水や洗濯糊(のり)など用意すべきもの
が多数あるほか、水を使うことから、床が濡らしたり汚したりしてももかまわないよう
な準備が必要になります。室内の一室で貼るとなると、ブルーシートを床に敷き作
業中ずれてしまわないような工夫も必要です。手や他のものを汚さないチューブに
入った糊などを使ったりする貼り方もあります。(この貼り方は、水や糊という水分
を含んだものを使うことから「湿式貼り(しっしきばり)」とえいます。)

 最近では、そうした手間を解消する障子紙が発売されています。水を一切使わな
いアイロン障子紙です。使うのは、余分な紙を切るカッターナイフと鋼製の定規そし
てアイロンだけです。この障子紙をどの部分を切っても、アイロンがけで障子の桟
に接着出来るので、カット位置に拘束されることはありません。また、アイロンすら
使わない、両面テープをでのテープ貼り障子紙も出ています。これは、障子紙の他
に両面テープも付属しています。従来の糊をつける部分に両面テープを貼ります。
(これらの方法は水を使わないことから、「乾式貼り(かんしきばり)」といえます。)

 A 障子紙を糊(のり)を使っての貼り方 (湿式貼り)
 1.準備するもの
  洗濯のり/洗面器/ペンキ用はけ/カッターナイフ/
  長めの定規(出来れば鋼製)/タオル/粘着テープ /
  水の入った霧吹き
 2.古い障子紙のはがし方(糊を使い貼られた障子紙の場合)
 1)裏側から水又は、ぬるま湯をたっぷり含ませたタオル等で濡らします。

 2)しばらくすると簡単にはがすことが出来ます。

 3)桟に残ったのりをきれいに拭いておきます。
      注: 破ってしまうと、はがしにくくなります。

 4)障子戸に直接水をかけると、反りや曲がりの原因となります。

(アイロンを使って貼られている障子紙をはがす場合は、はがす時も「乾式」ではがします。従って、下記記「B 障子紙をアイロンを使って貼る」の「古い障子紙のはがし方」をご覧ください)
 3.障子紙の貼り方
 1)作業がしやすい場所で障子戸を水平に寝かせて置きます。

テーブルの上などで作業すると姿勢も楽ではかどります。また、汚れないように古新聞を敷くと安心です。
 2)糊(のり)をつける前に障子紙を障子戸に合わせてみます。

障子紙を上枠と平行になるように粘着テープで止めます。障子戸の上を少し転がして障子戸と平行になっているか確認します。障子紙を巻戻します。
 3)糊(のり)を塗ります。

少し濃い目の糊をハケで塗ります。最初は中桟から塗り、外桟は念入りに塗って下さい。最近はリップ式の糊もありますが、一気に貼るのが基本ですので、ハケで塗りつけることが出来る洗濯糊が良いと思います。
  4)障子紙を静かに転がしながらのばして貼ります。

全体にのばしたら作業をしやすくするためロール部分をカットします。桟の中から外へ手のひらで軽く押さえます。
 5)定規をあてカッターで余分な障子紙を切ります。

内側に定規をあてるとスムーズに切るごとが出来ます。
 6)出来上り!はがれないようにゆっくり移動させます。

 霧吹き;数日すればピンと張ってきますが、それでもシワがある場合には霧を吹きます。のりが完全に乾いてから薄く均一に霧吹きで霧を吹きます。

 次にこのページの冒頭でも解説した、水を使わない乾式貼り
の紹介です。乾式貼りにはは現在、2つの貼り方があります。
一つは、アイロンを使うもの、いま一つは、両面テープを使うも
のです。両面テープは従来より糊付けをする桟(組子といいま
す)や框(かまち)に、糊の代わりに両面テープを利用するもの
です。この貼り方は特に難しいことはありませんが、障子紙の
貼る位置を貼る前にきちんと決める必要があります。貼りなお
しがうまく行きません。要するに一発勝負なのです。剥がす時
は下記のアイロンを使っての剥がし方と同じですが、両面テー
プが残る場合は、市販の塗料剥離剤を塗布して、?がします。
 その点アイロンを使った貼り方は、仮に間違っても、その部分
をアイロンで温めればやり直しがききます。下記には、アイロン
を使った貼り方を紹介します。


(出典:画像はアサヒペン)

 B 障子紙をアイロンを使っての貼り方 (乾式貼り)
 1.準備するもの
  家庭用のアイロン/カッターナイフ/
  長めの定規(出来れば鋼製)/水の入った霧吹き
 2.古い障子紙のはがし方(アイロンを使い貼られたものをはがす場合)
アイロン紙で貼られた障子紙をはがす場合はアイロンを再び、貼る時の要領でアイロンを当てて接着部分を温めながらはがします。ヘアドライヤーを使っても構いません。温めて熱いうちにはがします。はがす時もいわゆる「乾式」です。

(糊(のり)を使って貼られている障子紙をはがす場合は、はがす時も「湿式」ではがします。従って、上記「A 障子紙を糊を使って貼る」の「古い障子紙のはがし方」をご覧ください)
 3.障子紙の貼り方
 1)作業がしやすい場所で障子戸を水平に寝かせて置きます。

テーブルの上などで作業すると姿勢も楽ではかどります。糊貼り(湿式)で古い障子紙をはがした場合は、はがした部分が十分に乾くまで時間を置きます。
 2)アイロンをかける前に障子紙を障子戸に合わせてみます。

障子紙を上枠(上框)や横枠(竪框)と平行になるように、障子戸の上を障子戸半分くらいまで転がして障子戸と平行になっているか確認します。位置決定は、十分に障子戸に平行になっているか確認してください。
 3)2隅(すみ)をアイロンで押さえ、位置を決定します。

確認出来たら転がし出しの端(はし)の一方をピンポイントで押さえるつもりでアイロンで押さえて、最初の位置を決定します。アイロンは、中温(ドライ)にします。スチームは利用しません。

次に反対側も押さえます。次は下側の残りの2カ所の隅も同様にアイロンで押さえます。これで、4隅(すみ)すべて押さえられました。位置はこれで決定です。障子紙はまだこの段階ではカットしません。
  4)残りの2隅をアイロンで押さえ、位置が完全に決定しました。

次は下側の残りの2カ所の隅も同様にアイロンで押さえます。これで、4隅(すみ)すべて押さえられました。位置はこれで決定です。障子紙はまだこの段階ではカットしません。
 5)障子の中の部分からアイロンで押さえていきます。

四角く組み合わさった桟である組子(くみこ)部分を外側に向かって、アイロンで押さえていきます。最初から、あまりきつく押さえつけないようにします。全体に軽く押さえてからもう一度今度は強い目に押さえます。
 6)障子の端をアイロンで押さえていきます。

障子の周囲の太い枠を框(かまち)といいます。框部分の障子紙をアイロンで4周おさえます。
 7)定規をあてカッターで余分な障子紙を切ります。

内側に定規をあてるとスムーズに切ることが出来ます。カッターナイフはプラスチックのものでも良いのですが、間違って定規を切ってしまうこともありますので、出来れば鋼製が良いと思います。
 8)出来上りです。

アイロンで押さえが十分でないところがないか、もう一度チェックします。あれば、アイロンで再度押さえます。そのあと、薄く均一に霧吹きで霧を吹きます。乾いたら出来上がりです。









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