ホーム > 住いの安全 > 騒音

  《PR》     

用語辞典
広告の見方
住いの知識
住いの安全
住いの設計
住いの設備

 W-Wallet 騒音


1. 騒音トラブルは避けよ
  

2. 騒音の種類

3. 窓からの騒音

4. 床の衝撃音

5. 重量床衝撃音の特徴

6. 軽量床衝撃音の特徴

7. 重量床衝撃音の低減
  方法 

8. 軽量床衝撃音の低減
  方法

9. 直張工法の界壁騒音
   問題等

10. 外壁からの階下の音
   の問題点

11. 便所の騒音と対策




     
 3. 窓からの騒音

 鉄道の線路や幹線道路に面した交通量の多い道路に面するマンションなどは、室内に入る騒音は窓の遮音性能によって決定されると言ってよいでしょう。このため、窓を構成する、ガラスとサッシとの遮音性能が重要になります。

  1.ガラスの遮音性能

 代表的ガラスの分類
単板ガラ一枚のガラスガラスが厚いほど遮音性能が良くなる。透明、片板ガラス、網入りガラスの何れも同じ厚さならば性能に差異はない。
複層ガラス(ペアガラス)ガラスとガラスの間に空気層が密閉されている断熱性に優れているが、交通量の多いところでは、遮音性能は共鳴透過現象等が見られ良くない。一方の厚さかえると中音域の改善が図られている。
合ガラスガラスとガラスの 間に薄いフィル ムが挟まれている対衝撃性に優れているが、遮音性能は、単板ガラスと大差ないが、1kHz以上では単板より顕著 に改善する。8-10mmのガラス厚は遮音上有利。二枚のガラス厚さを変えても差はない

 開閉が出来る戸を持つサッシは、普通サッシと戸とサッシの隙間や戸同士の隙間を少なくした、防音サッシに大別できます。サッシの防音性能は、下図の「サッシ、ドアの遮音等級線」のようにT-1からT−4まであり、T−4を上回るようなサッシが最も遮音性能に優れています。

  2.サッシの遮音性能

 代表的窓枠(サッシ)の分類
サッシ
戸と窓枠
性能
遮音性能
一般サッシ
一般的なサッシ低音域ではT−2付近をカバーで きるが、中音域はT−1を大きく下 回る。4000Hz付近では、T−1ま で回復する。T−1以下
防音サッシ
サッシの隙間を少なくしたものほぼT−2の線に沿った性能をもっている。中音域の遮音に優れている。T−2程度は可能
2重サッシ
一つの開口にサッシが2重に付いているもの2000Hz付近で一時低下があるが殆どの域でT−2をわずかに上回 っている。

遮音性能を充分に発揮させる為には、サッシ間の間隔を15cm以上確保する事が必要。
T−4程度が可能












 W-Walletホームへ                           (C) 2004 W-Wallet.com.