| 重量衝撃音の低減方法として次の三つをあげました。
1. 湿式浮床工法 | | 防振工法の1種。防振材にグラスウールやロックウールを用い る。その上にコンクリートの浮き床層を設ける。この方法は確立されたもので、有効です。 | 2. 床の剛性や重量を上げて床そのものの振動の発生を抑える方法です。 | | a.コンクリートの床の厚さを厚くする。 | | b.コンクリートの床の上にモルタルを重ねて打つ。 | | c.剛性の高いコンクリートの床にする。 | 3. 防振天井を設ける。 | | 遮音の性能をあげるのには、一般的に遮音材の重量が重いほど、効果が期待できるます。従って一般的な天井材であるプラスターボード9mmではなく、15mmを二枚重ねにはり、しかも、天井のふところを300mm以上にする必要があります。ただ、窓や壁などからの回り込みによる騒音もあり、低減があまり期待できません。 |
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