2-2.建ペイ率
2-3.容積率
2-4.前面道路
2-5.斜線制限
3-1.採光
3-2.換気
5-1.用意するもの
5-2.木造住宅の決め事
7-1.建物と敷地の空き
寸法
7-2.境界に平行に線を
引く
7-3..直行する線を引く
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| 貰った、敷地図を見るとそこに縮尺が書いてあります。書いていない場合は、縮尺が幾らなのか聞いてください。また、筆者の土地のように寸法が入っているものを貰うのが鉄則で、是非これを貰ってください。 聞いた場合「ひゃくいちです。」とか「さんびゃくいちです。」などといわれる事があります。これは、「百分の1の縮尺です。」というべきところを簡略化して言っているのです。
さて、図面に縮尺が入っていた場合、それが
s=1/100(s=1:100と記す事もありますが同じことです。)となっている場合はそのままで結構です。この《s》はスケールを意味します。スケールとは、『物事の大きさ』を意味します。その大きさが百分の一の大きさの敷地の図面である事をいみします。1/100と、100の部分が大きな数字になるほど、その図面の大きさは、実際の大きさより、小さいものとなります。 建物の間取りを考える時、s=1/100で考えますので、どうしてもs=1/100の敷地図を手に入れて欲しい訳です。
しかし、業者によっては、もっと小さく、宅地の造成地などでは、他の敷地なども一緒になっている事もあり、 s=1/300とか1/400、1/500などs=1/100以外の縮尺になっている場合は、1/00に拡大して下さい。拡大は、コピー機で簡単に行えます。下表を参考にしてください 1/100にするには | 1/200 | 2倍にすると1/100になる | 1/250 | 2.5倍にすると1/100になる | 1/300 | 3倍にすると1/100になる | 1/400 | 4倍にすると1/100になる | 1/500 | 5倍にすると1/100になる | 1/600 | 6倍にすると1/100になる |
ここで、確認しておきましょう。 本当に貰った図面が書いてある通りs=1/100かどうかをです。作成された時は、確かに1/100だったかも知れないのですが、途中で、コピー機などで縮小されている事があります。例えば、A3サイズの図面をファックスした場合、B4サイズに縮小して出てくる事があったり、書類のまとめの関係上、逆にB4サイズがA3に拡大されたりする事があります。
まず、その図面の何処でも寸法の記入のある所を、用意した物差しをあててみてください。書いてある数字の長さがあるかどうかを見てください。勿論、1/100の縮尺なので1cmは1メートルと考えて読み取ってください。ありましたか?
1m○○cmまでは読み取れますが、mmはメモリがありませんから、読み取れませんが、cmの位まで大体あっておればそれで結構です。cmも1-2p狂いがあってもいいでしょう。実際の土地が小さくなったり、大きくなったりするわけではありませんから。ほぼ、合っていれば問題ありません。
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