| 台所のガスコンロを快適に燃焼させるには、新鮮な空気が必要です.燃焼したガスは多量の煙と炭酸ガスを発生します.これらは速やかに、外部に排出されなければなりません。建築基準法によれば、火気使用室では、燃焼のための空気量の40倍の換気量が要求されています。もっともこれは、フードのない場合の数字です。
最近の住宅では、レンジフードがコンロ代の上につき、メーカーの吊戸棚とセットで販売されています。レンジフードはフードと換気扇が一体となってユニット化されており、換気扇の性能も良く、住宅の場合十分かと思です。レンジフードの幅は、標準で60cm、取り付け高さはフードの下端からガスレンジまで80cmから1mの高さが丁度良い距離です。
レンジフードの大きさは大きいのに越した事はありませんが、吊り戸棚などの回りと比較しても著しく不釣合いと言うわけにも行きません。 レンジフードの排気量は、一般に500m3/hr程度で、一般住宅ではこの程度で充分です。スイッチで強、中、弱の風量に切り替えできるのも便利です。
また、
ガスレンジは住宅では三口あれば十分ですが、家庭料理の多様化から、中華料理などのハイカロリーバーナーなどの需要も最近は増えてきています。 ハイカロリーバーナーは火力が強く、コンロの大きさも通常のガスレンジよりは一回り小さ目です.(w460×D502×H255)
火力はガスレンジの2倍あり、通常のガスレンジと併用する場合は、それに見合った換気扇の選定が必要です.
ユニットバスの給気口の例 | | 台所のレンジフードの例です。 黒い部分ががそれです。手前のグリーンは吊戸棚です。いずれもメーカーの吊戸棚のユニットとして販売されている物を使用しました。
写真は筆者の自宅のものです。
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