| 浴室も便所と同様外壁に面して、換気のとれる窓を充分にとり日中に開放して置けば特に換気設備はいりません。しかし、風呂の広さに対して換気できる窓が小さかったり、窓そのものが設けることが出来ない場合には、換気設備が必要です。
この場合は当然、脱衣室などの室内側より取り入れるのが一般的で、ドア下部ににガラリなどを設けます。換気扇は一般的に天井に取り付けることが多いため、ドア下部のガラリの位置は適切と言えます。最近では、浴室で衣類の乾燥をする事も出来るような乾燥機やサウナ用のヒーターまで付いた機器も出回っています。
最近の住宅では、ユニットバスを浴室に使用することが多く、工場生産の製品を現地で組立てる為、工期も短く防水に関しても危険が少ないため多用されるようになりました。ユニットバスではドアのガラリより給気天井の換気扇とを組み込んでおり、換気には心配はありません。
ユニットバスの給気口の例 | | 折れ戸のガラス部分の下に線が入っているように見える部分が換気用のガラリです。 水がかかっても外に出ないよ斜めに切り込んであります。
写真は脱衣室側から扉をみています。 |
ユニットバスの天井換気扇例 | 照明の上の四角い部分が天井換気扇です。換気にはタイマーがセットされていて自動的に換気の終了をさせることが出来ます。
写真はユニットバスの内部の天井をうつしたものです。 | |
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