| わたしは、書類の作成を何とか終えました。 表書(おもてがき)きに関しては1時間ほどで出来ました。雛形がワードでしたので、それに合わせて自分のWORDに同じ項目を書き込んめば完成です。記入の内容は『不動産保存登記済証』を参考にすれば間違いありません。家を買ったときに貰ったものがあるはずです。
後は、銀行からの添付書類が届くのを待つだけです。
銀行からの書類は作成を始めて6日ほどで届きました。銀行員が重要書類なので持参したといって持ってやってきました。まだ、私が本当にやれるのか疑っているような素振りも見せましたが、弱気は見せませんでした。プロでもないわたしは、本当は、少し不安です。出来たら一発で終らせたい、という気持ちやうまく行かなかったらといった不安がいっぱいでした。そのためにも時間を詰めて一気に作りました。
前頁の書類をまとめ、2月4日早速提出に行きました。銀行から預かった書類の中に有効期限が2週間先までしかない『代表者事項証明書』なるものがあり、急がねばなりません。もし、その有効期限内に不動産抹消登記が完了しなければ、再度、銀行にお願いして、同じものを出してもらわねばなりません。どうやら、そんな短い有効期限の書類を持ってきたのは、銀行に登記を頼んでいたのを、自分でやると言い出したことへの、嫌がらせなのかもしれません。しかし、書類は何度も見直して作成しており、自信はありました。
法務局に着くと、最初に収入印紙を2000円分買いました。そして、貼り付け台紙に貼り付けます。ここには登記に関する相談所(ブース)があり、誰かが相談しているようでしたので、整理券を取って待ちますと、相談者は直ぐに出てきたので私が呼ばれました。
そこで、不動産抹消登記に来たといって書類を見せると、快く書類を審査してくれ、持参した書類を、取りまとめ、ホッチキス止めもやってくれました。割り印がまだでしたので割り印を指示に従って行いました。
「完璧です。良く出来ています」 とほめてくれました。どんなに嬉しかったことか。 「では、これを持って登記受付窓口に提出してください」 「ありがとうございました」
これを登記受付窓口に提出しました。 「本日、受領してもし1-2日以内に補正の電話がなければ2月4日に取りに来て下さい」と告げられ受け取り引換券を貰って、不動産抹消登記の手続きは終了しました。 引き換え券は、受け取りに行く時に必要ですので無くさないようにしなければなりません。
このまま、何も無ければ銀行の司法書士に払うべきお金4万円を節約できたことになります。無事に書類が提出出来ただけで、とてもすがすがしい気分になれました。 うまくやりおおせたら、久しぶりに焼肉屋に行きたいと思いました。
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