| 不動産抹消登記を法務局に提出したのは2月4日でした。書類の補正(ほせい:足りないところを補い、誤りを正すこと)があれば電話がかかってくることになっていました。だからもしかしたら電話があるかもしれない。そう思いながら、次の一日が過ぎ、また、次の日が過ぎました。ここでも何ら連絡が入りませんでした。どうやら書類の不備はなかったようです。それはそうでしょう、事前に相談員に見てもらってOKを貰って提出しているのですから。
一般的には抵当権末梢登記は、提出から1週間程度の期間を見ておいた方が良いようにいろいろなホームページではなっていましたが、それは補正なども含めてのようで、実際には法務局はもっと迅速に進めてくれるようです。
私の場合、受領日は提出してから提出日を含めて3日後の2月6日でした。 受領日当日、書類に押した印鑑と受領用の受付番号のカードを持ってでかけました。
窓口にそのカードを提示すると、不動産抹消登記済証(A4サイズ1枚)と不動産抹消登記申請時に綴じなかった書類の返還を受けました。 それらは次のものでした。
1.建物を買ったときに司法書士が行った不動産保存登記済証
2.証資格証明情報である代表者事項証明書→これは原本還流というハンコが金融機関から書類として受け取った時に返還を求められていました。原本還流とは、持ち主である銀行に返して下さいよという意味ですので、不動産抹消登記の書類にはその写しをつけていました。
受け取った書類と共にその銀行に返還すべき書類をその足で届けました。 窓口の、融資の担当者が 「もう登記が終わりましたか?ご自分でなされたのですか?」 と怪訝そうに言うのを遮って 「預かった書類、確かに返しましたよ」 と念押しして さっさと銀行を出ました。爽快な気分でした。これまで、この銀行の金利を少しでも低くして貰えるように、電気ガスなどの光熱費や水道代ほか銀行引き落としの手続きもこの銀行で行っておりました。それで、いくらかでも金利が安くなったのです。 しかし、もうそんな気遣いは入りません。だからといって、違う銀行に変えようとは思いませんが、気分的には爽快です。
やる気があれば、誰でも出来ることです。 自分でやれることは何でもやってみましょう。
|
|