面取りの形状の種類(1) |
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↑丸面(まるめん)
角の部分に丸みをつけたものです。丸面の基本形です。「円面」と書いて、まるめんと呼ぶこともあります。
| ↑甲丸面(こうまるめん)
角に丸面を任意の大きさで丸めた面のとり方です。丸面の一種です。 「坊主面(ぼうずめん)ともいいます。
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↑蒲鉾面(かまぼこめん)
角の中央を穏やかな曲面にしたものです。蛇腹面(じゃばらめん)とも言います。丸面の一種です。
| ↑しゃくり面(しゃくりめん)
主として、鏡板、甲板、引き出しの前板などの四辺を一段低く削り取ったものです。漢字では「決る」「抉る」とか書きます。
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↑几帳面(きちょうめん)1
角柱の角につけた面の一。角そのものは残すように、両側に段をつけたもの。もともとは几帳の柱によく用いられたところからこう呼ばれるようになりました。
| ↑几帳面(きちょうめん)2
几帳面の取り方にも色々とありますが、その例2です。 細部まで丁寧にきちんと仕上げることから、人の性格をこれに喩えて「几帳面な性格」などと呼ぶようになりました。
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↑几帳面(きちょうめん)3
几帳面の取り方にも色々とありますが、その例3です。
| ↑几帳面(きちょうめん)4
几帳面の取り方にも色々とありますが、その例4です。
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↑南京面(なんきんめん)
几帳面で出来た角に面を取るものです。
| ↑片几帳面(かたきちょうめん)
字が示す通り片方にのみ几帳面を設けたものです。
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↑底几帳面(そこきちょうめん)
几帳面の角を底部分まで平らにしものをいいます。
| ↑匙面(さじめん)
角を匙の形状に丸くえぐって作ったものを言います。
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