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 W-Wallet 自宅の抵当権抹消登記に挑戦


1. 不動産抵当権抹消登
  記とは

2. 金利上昇で住宅ローン
  支払増加

3. 老後の蓄えを取り崩し
  て一括返済を決意

4. 銀行でローン返済手
  続きを行う

5. 銀行手続費用値上通
  告自身で手続きの決
  

6. 書類を自分で作成す
  

7. 書類を最寄の法務局
  へ提出に行く

8. 書類を受け取りに行く





 4. 銀行で自宅の住宅ローン返済手続きを行う

 翌日、私の住宅ローンを組んでいる銀行に約束の時間に出向きました。
そして、融資担当者と返済の意思確認を行い、返済期日を本日として手続きを進めました。私の家を購入した時の融資の担当者、前のページでも書いたとおり既に居ませんでした。購入時の手続きの時の話も出来ません。

 返済の手続きが、すんなりと行ったのは、返済すべき金額が既にこの銀行の住宅ローン返済が毎月引き落とされる同じ口座にあり、しかも返済に見合う金額があったからです。従って、その場で返済されることになんら問題はなかったのです。わたしの一生懸命にためたお金は、行員のパソコンのキーボードをちょいと打つだけで、銀行自身の口座に瞬時に移動しておしまいです。

 私は、返済に必要な口座の通帳や印鑑なども忘れず持参しました。持参すべきものを前日の電話で教えてもらっていました。

 いろいろ、書類に記入などをして、1時間ほどで手続きは完了しました。その間、人気のない銀行の2階の応接室で手持ち無沙汰に待つしかありません。

行員が
「ローン一括返済の手続きが終わりました」といって部屋に入ってきて、なにか書類を貰い、何かを書き込み何枚かに印鑑を押して手続きは終わりました。


住宅ローン残債完済です。


 最後に返された通帳を確認すると残債返済として、銀行に引き落とされた旨の記入がなされておりました。
これで、私は明日より住宅ローンの元金払いも高額の金利の支払いもなくなるのです。

 完済にほっとしている私に、融資担当者は言いました。
「ところで、住宅のローンを一括返済されましたが、まだ抵当権消滅登記がされていません。これをしないからといって、銀行が抵当権を行使することはありえません。返済されていますから、そういう行為は出来ませんから。しかし、よろしければ、私の方に出入りしている司法書士に「抵当権抹消登記」をさせてもよろしいのですが、、、どうされますか?」

 私は少し考え
「それをお願いするとして、その費用は幾らかかりますか?」
と尋ねました。

「3万円程度見ておいて下されば良いと思います」
「そうですか。それならお願いします」

 私は、インターネットなどで調べた相場が1万円程度であることから、少し高いと思いながらも、この際面倒だから銀行の方で処理してもらおうとその時は思ったのでした。

しかし、結局そうはしませんでした。
何故でしょう。









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