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 W-Wallet エキスパンションジョイント(一般部)

1.EXP.J(エキスパンション
 ジョイント)とは

2. EXP.Jが必要な建物と
  設置部分

3. 隙間(クリアランス)を
  どのように繋ぐか

4. EXP.Jの地震時の動き

5. 隙間(クリアランス)は
  何ミリ必要か

6. EXP.Jの選び方

      
 5. 隙間(クリアランス)は何ミリ必要か

  隙間(クリアランス)は、設計段階で判断します。何ミリのクリアランスが適切なのかという具体的な数値は、構造計算をもとに設計者が決めます。柱の位置やプランニングにも影響するので、クリアランスの決定は重要な意味を持ちます。


 ■ クリアランスは拡大傾向

 東日本大震災以降、クリアランスは拡大傾向にあります。例えば、構造計算上は、確保すべき変形追従量が建物高さの100分の1でよい場合でも、実際の設計ではその2倍の50分の1とするように、あえてクリアランスを大きく取ることが慣習化しつつあります。


 大地震発生時、クリアランスを挟む両側の建物は異なる動き方をします。クリアランスを大きく確保しておけば、想定を超えて揺れた場合でも、建物同士がぶつかるリスクを抑えられます。そうした「想定外想定」をすることで、より高い安全性の確保を重視する傾向が強まっています。


 そして、クリアランスに取り付けるEXP.Jも、当然、その寸法によって変わってきます。

   @ 水平方向の変位(X方向)


 大地震発生時、クリアランスを挟む両側の建物は異なる動き方をします。


 クリアランスを大きく確保しておけば、想定を超えて揺れた場合でも、建物同士がぶつかるリスクを抑えられます。


 そうした「想定外想定」をすることで、より高い安全性の確保を重視する傾向が強まっています。


 そして、クリアランスに取り付けるEXP.Jも、当然、その寸法によって変わってきます。



 ■ 「クリアランス=Exp.J.の可動量」ではない

 クリアランスの寸法は、建物同士がぶつからない寸法であり、EXP.Jの可動量ではありません。メーカーが用意している規格品のEXP.Jの可動量はおおよそクリアランスの30〜60%です。


 例えば、クリアランスが150mmならば、メーカー規格品のEXP.Jの可動量は45〜90mm程度となります。可動量は、メーカーによっても製品のグレードなどによっても異なります。


 そのため、地震発生時に、EXP.Jの可動量以上に建物同士が動いた場合、EXP.Jは追従できず破損します。

 もしも、EXP.Jに150mmの可動量を確保したいという場合は、その可動量を基準に逆算したクリアランスを設定する必要があります。しかし意匠面やコスト面を考慮し、一般的にはクリアランス寸法を基準にExp.J.を選定するケースが多いです。






 ■ EXP.Jは非構造部材

EXP.Jは、建築基準法が規定する主要構造部ではありません。非構造部材であるため、可動量を超えて建物が動いた場合は、破損・損傷する可能性があります。可動量の大きい製品を使えば、そうしたリスクは抑えられますが、コストアップにつながり、意匠上も目立つようになります。


 非構造部材に求める性能には合理的な判断が必要です。地震発生時、躯体などの建物本体が破壊されることは極めて深刻な問題ですが、現在一般的なのは、EXP.Jの破損・損傷であれば、補修で対応するという考え方です。


 なお、メーカー規格品のEXP.Jの30〜60%という可動量は、経済性や施工性、意匠性、メンテナンス性などを総合的に考慮して、現時点で最も合理的な品質として設定されています。



画像出典:総てABC商会。一部分の文を引用しています。


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