| テレビで以前、雷の特集を見る事がありました。その時一番衝撃的だったのは、建物の上に避雷針が設けられていて、その保護角度の範囲の遥かしたの路上の上に人間がいても、その人間の上に落ちるという事実でした。 例えば広い道路の両側にオフィースビルが立ち並んでいるようなところの歩道を歩いていても、場合によっては、オフィースビルに雷は落ちずに、人間の頭の上に落ちうるという事実は、改めて、雷の恐ろしさを考えさせられました。
落雷による日本での死傷者は、10年間の平均で15.1人。(1998〜2007年データ、警察白書より)死者行方不明者は、年平均2.9人。(同じ10年間。年により、1人〜6人の犠牲者)
安全な場所は、鉄筋コンクリート建築物・戸建て住宅などの本格的木造建築物です。
雷の直撃を受けますと、80パーセントが即死です。残りの20パーセントは治療を受けると一命を取り止めた場合、火傷や鼓膜の破れなどを受けていますが、特に後遺症も残らず回復します。日本では年平均20人超の人が落雷によって命を落しています。
軒先は雨がかからないため、安全と過信しがちだが、雨宿りの建物に落ちたときには、(電流)は、物体の中を流れるとき、表面の方を多く流れ、中心部を流れる電流は少なくなるという表皮効果があり、 このために軒先や柱の側は危険です。雨宿りにならないかも知れませんが、少なくとも建物から一メートルは離れてください。
高い木の下での雨宿りは危険です。上記と同じ理由です。少なくとも2メートルは、離れてください。
これは安全です。何回か実験を見ましたが、車の上から側面を雷の電流が流れ地面に吸収されるのをみました。
正しい。避雷針は建物の屋上に設け、しかも更に上に高く伸びています。雷を建物ではなく、避雷針に誘導するための方法です。
金属が体から出っ張っていない限り安全だそうですが、だいぶ古い話ですが、私の故郷のゴルフ場でゴルファーのズボンのチャックの金の部分に落雷を受けて、なくなった人がいました。まったく安全というわけではありません。 また、手に持っていたゴルフの道具や魚釣りの釣竿、傘など、雷雨時には落雷の危険性はあります。雷雨の時には出歩かないのが一番です。
直接の落雷からは安全な策です。しかし近くに落ちた場合は、危険になる事もあります。
ゴム合羽やゴム長靴を身に着けていても、落雷は避けられません。実験でたしかめられています。
そうとも限りません。30mを超えると建物の側面にも落ちることがあります。
特に、雷雨の中、堤防上の道や農道を走行するのは、特に危険です。市街地では、電線の下を通れば危険性は多少は減りますが、その下だけの走行は出来ため、早めに降りて避難しましょう。
平地で、姿勢を低くしている時より危険です。ポールに落雷し、側撃雷が襲う可能性があります。また樹木の間に張ったビニールシートの下で雨宿りは、特に危険です。
Q.1:落雷を避けるにはどうすればいい?
A.1: カミナリは場所を選ばず落ちる。特に高いものに落雷する傾向があり、平原やグラウンド、ゴルフ場など開けた場所では人に落ちやすい。そういう場所にいて雷鳴が聞こえたら、とにかくすぐに低い場所や窪地に移動しましょう。
体勢を低くすることも重要だ。街中でカミナリ雲が迫ってきた場合は、速やかに鉄筋コンクリートの建物や自動車、列車の中などに避難すること。木造の建物の場合は、すべての電化製品や壁から1メートルほど離れると、さらに安全になります。
落雷での死傷は、直撃より、落雷したものや人から伝わって受ける側撃雷によるものがほとんどであるので、高い木の下に避難する場合は、最低でも幹から2メートルほど離れることも大切です。
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