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 W-Wallet  JW−CAD


1. はじめに CADを知
  るきっかけ

2. DRA-CADから
  JW−CADへ

3. JW−CADバージョン
  1.56
 
4. JW−CADバージョン
  .56の凄さ

5. JW−CA(DOS版)
  の隆盛

6. JW−CADの名の由来

7. JW−CADはフリーソ
  フトのCAD

8. JW−CADの特徴

9. DOS版からWINDOW
  版へ

10. JW−CADに是非欲
   しい3D機能

11. JW−CADの将来
   について 

 10. JW−CADに是非欲しい3D機能

 JW−CADの現在のWindows版に是非欲しい機能があります。
それは、本格的な3Dの機能です。既に改良を重ねてきたWindows版ですが、ほぼ完成域に達したのではないでしょうか。最近はテレビでもパソコンでも映像は3Dの時代の到来となりました。建築が3D化すると、物事が理解し易いのが最大の特徴で長所ととなります。


 3Dとは3次元化のことです。例えば、私達は3次元の世界に住んでいます。それが本当かを確認するにはマッチ箱を目の前において見るとき、どう見ようと三面しか同時に見ることは出来ないでしょう?


 さて、建築CADが単に3次元化といっても、外観だけで良いというわけにはいきません。確かに最初は、外観だけでも良いでしょう。パース的に成立していればよいのですから。


 しかし、それはいわば、彫刻のようなもので、内部化は材料のかたまりでしかありません。彫刻なら許されますが、建物ではそれは許されません。内部は、玄関や居間、台所などの空間があり、建具や家具などがあります。それらも実は現せなくてはなりません。


 これらを同時に描けるCADとなると、当然軽量でサクサク動くJW−CADでもそうは行かなくなるかも知れません。しかし、時代は3Dへと流れて行くでしょう。それを留めることは出来ません。


 映像の3D化の後には、CADの3D化は避けられないでしょう。そのためにはJW-CADも進化が必要です。そろそろそこに進んでいって良いのではないでしょうか。3DのCADは2DのCADとは操作も思考も全く切り替えなくてはなりません。どんな風な操作が良いのでしょうか。


 2DのCADでは高さが精々立面図や展開図、断面図などを考える時にだけ必要でしたが、3Dになるとそうはいきません。高さの意識が必要です。また、面だけでの考えも成り立ちません。奥行きも常に思考しなければなりません。これを操作するには、やはり建築の知識がないとそう簡単には操作できないかも知れないのです。


 そこで、JW−CADにおいては、内部でも外部でも人間が住むものである限り、基本的な寸法はありますから、出入り口なら、基本的な高さは2メートル、窓なら、腰高さ1メートル窓の高さも1メートルという風に規定値を持って自動的に作図できるように出来、なおかつ、数値の修正とこれの拠る変更を自動修正できるようなCADであれば、言うことはありません。


 それには、現在のJW-CADのスタッフでは足りないかも知れず、また時間が足りないかも知れません。この辺は次のページにも書きましたが、NPOのような団体を作り進めるしかないのではないでしょうか、そのための資金は、使用者から最低限徴収しても良いはずです。

 

 最近のバージョンでJW−CADを開いたところ。当然Windows版です。画面は日影図を開いたところ。建物が2.5Dで表示され、日影と建物との関係が格段に理解しやすくなっている。任意の点で日影時間が測定できます。

 






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