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  1. 玄関 ・2. 階段

  3 台所 ・4. 風呂

 5 居間 ・ 6. 便所

 7. 廊下 ・ 8. 納戸

 9. 吹抜け ・10. 地下室

   1. 玄 関

 玄関ということばは、鎌倉時代に禅宗で用いられた仏教用語で、仏門に入る入口のことをいいます。ことばの元は中国『老子』の「玄の又玄なる衆の妙なる門」の語によるものです。

日本においては、禅宗寺院の貴族の邸宅や寺社などで、客を接待するための殿舎である客殿(きゃくでん)や禅宗寺院建築で本堂、客殿、住職居室を兼ねるものである方丈(ほうじょう)などへの出入り口として造られたものです。 また世捨て人や風流人の家の門なども指していました。一般住宅で造られはじめたのは江戸時代以降とみられています。


 玄関はその家の顔であり、格式があり堂々として、広いの理想です。玄関が家に比べて小さいのはみっともないものですが、玄関ばかりが立派でも不釣合いで、要はその家の大きさに見合った大きさを心がけたいものです。最近の建売住宅などでは、余りにも玄関が貧弱なものが多い気がします。


 玄関とする位置は、家相などでは、災いを招き入れるなどと言って東北の方角(鬼門)を嫌います。反対に東南の角が吉相といいます。しかし、やっと手に入れた大事な土地を家相に拘っていては良いプランの家は出来ません。玄関は外から家への入り口ですから、道路に面した側や、道路から見える場所につくるのが順当です。


 玄関の位置を屋根からいえば、妻入り(つまいり)と平入(ひらいり)りという2種類があります。一般的に妻入りとした建物の玄関は、圧迫感を感じ狭く見える。平入りにした建物の玄関は、開放感を感じ広く見えるといわれています。


       妻入り

       平入り



   2. 階 段

 階の字の左側(コザトヘン)は山を登る段を意味します。右の「皆」は音を表す言葉です。転じて、「きざはし」「はしご」は階段を意味します。「段」は仕切り、区切りといった意味をもっています。


 よく、西欧の階段は、祭壇から発展し、日本の階段ははしごから発展したものだといわれます。そうすると、私達の住いの階段がどうしてこれほど狭くて急な勾配なのかが合点できます。もともと平屋を原型とする日本の家では、階段の歴史が浅く、二階の利用はなくはなかったのですが、物置だったり、作業床だったりして、上り下りもはしごや、それよりいくらか発展した急な階段程度だったようです。


 左の画像は画像下のブログからの筆者が現在お住いの古民家です。150年以上の歴史があるそうです。150年前といえば、「大政奉還(たいせいほうかん)」があった前の年に当たります。江戸時代から、明治に入った瞬間だった年です。この家は、それ以上前のようなので、江戸時代のものといえます。

 床を切り抜いて、梯子(はしご)を掛けただけのようなシンプルな造りです。手すりもなしでは、降りるのが怖い気がします。
画像出典:ブログ 安曇野の古民家に暮らす


 戦後、昭和25年に建築基準法が施行されて、住宅の階段の最低寸法が明確に規定されました。住宅の柱割の間隔が910ミリを基準として、規定されたのではないかと思われます。幅750ミリ蹴上230以下、踏み面150ミリ以上がそれです。なお、宅の階段の法規制については、当サイトで詳しく解説しています。


 これはあくまで、最低寸法です。この寸法の階段は、急で狭く、家庭内事故の多発場所です。国の統計で階段が原因で、一年に800人以上が死亡しています。
 ところで、階段の途中に設けた平らな部分は「踊り場(おどりば)」とよびます。英語ではlanding(上陸、上陸するところ)とかmiddle floor(中央の床)と呼ばれています。

 日本では、鹿鳴館時代に舞踏会に訪れた貴婦人たちが踊り場で向きを変える際、フワリとひるがえるドレスの裾を見て踊っているようだと当時の人が感じたことから「踊場」と呼ばれるようになったといわれています。

 階段は、階高の一定以上ごとに一箇所づつ設けなければならない事になっていますが、日本の木造住宅などでは、階高が低くその心配はありません。階高とはある階からある階までの高さをいいます。たとえば、1階から2階まで。あるいは2階から3階までとかの高さです。

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