| 開き扉には右勝手、左勝手という言葉があります。あるいは、右吊元、左吊元などと呼ぶ場合もあります。いずれも、開き勝手を示す言葉です。 一般的には、建物の平面上に開き状態を図示します。言葉だけでは、間違いが生じる可能性が非常に高いためです。
| | 右勝手(右吊元) | 左勝手(左吊元) |
この勝手呼びはISO規格と日本の慣例の拠るのとがあります。日本の慣例によるものは、サッシ協会の標準となっているものです。基本的には、丁番の見える側に立った人が見て、右側に見えるものを「右勝手」、左側に見えるものを「左勝手」と呼びます。サッシ業者にはこれは共通の事柄です。しかしながら、ドアクローザー(ドアチェック)やフロアヒンジはこの逆で右勝手の扉に設けるドアクローザーは左と呼びますので注意が必要です。
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