| サッシが輸入されたのは、明治のはじめころです。日本でサッシが作られたのは大正2年で田島という人の作でスチールサッシでした。
昭和5年、建築家村野藤吾氏が東京日本橋のビルにアルミサッシを使い、これも前出の田島氏の製作によるものでした。
アルミサッシはその後大きな動きもなく、戦後の昭和27年、建築家前川国男氏により、東京呉服橋に日本相互銀行に採用され、現在のアルミサッシの第一号となりました。製作も田島氏によるものでした。
アメリカのアルミサッシの普及の刺激を受け、昭和33年ころから現在の不二サッシの前身のアメリカ社とのにより生産を開始したのを機に、日本でも本格的な普及時代に突入することとなりました。
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