| 建物の平面は出来る限り方形(四角形)にしたいものです。凹凸がある建物は変化があって、見た目にはかっこよいのですが、建物の構造や雨仕舞も複雑になりがちです。複雑になれば其の分、地震や、雨漏りのリスクに対するコストも増大します。
建物を方形にすると、基礎の作りも簡単で済みますし、壁もシンプルに通り、また、屋根も複雑な谷が生じることがなく、雨漏りに対してもリスクを最低限に押さえることができます。同じ面積、同じ体積の家を建てる時、真四角の家が一番壁や基礎の長さも短くて・b7みます。これに比して、一番効率の悪いのは複雑な形状の建物です。悪くすると壁の長さが方形の倍くらいになる事があります。建物のうち外回りの壁や基礎、サッシ、屋根などが一番費用がかかりますので当然、建物の複雑さはコストアップの原因になります。逆に言えば 正方形が一番安く出来ることになります。
勿論、いくらローコストといっても正方形でなければ駄目、いい間取りが出来たのにあきらめなさい。というのではありません。極力、方形を意識して考えて欲しいのです。
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