| 在来工法の工期とツーバイフォー工法の工期とではどちらが短くて済むでしょうか。それは、天気に左右されないとすると、ツーバイフォー工法の方が、はるかに早く済みます。しかし、現実は、そうたいして変わりません。なぜなら、在来工法は、現在では、木加工を工場で事前に加工してから現場に搬入して組み立てます。現場に搬入してから棟が上がる迄の期間は、1日から2日です。屋根の下地板までをこの間で終えてしまいます。ここまで進めると後は、そう雨による影響を受けることなく工事が進められます。
一方、ツーバイフォーは積み上げ式に立てていく為、屋根の工事は最後になります。このため内部などは屋根が出来るまで進めません。大工の都合もかみ合わないと少なくとも屋根がつかない限り、原則として進みません。従ってトータルではそう変わらないことになります。
そこで、在来工法のように工場で加工し、現場で組み立てる、プレハブ式が今日は生まれています。これですと、在来工法より、はるかに短い工期を可能としています。
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