| ツーバイフォーの耐震性は優れています。それは在来工法のように、筋交いがないと、建物が簡単に倒れてしまわないからです。在来工法は手抜き工事や建築主の要望による、間取り優先の造りあるいは、入れ忘れなど、必要な筋交いの確保が満たされなかったような場合が、往々にしてあるからです。
その点に関して建物が体力壁の量やバランスのある配置によってひとつの強固な箱として作られているツーバイフォーは見た目にもアンバランスでなければ、在来工法よりは、造りからいえば安全であるといえます。
言い換えれば、壁の配置や窓の大きさが偏ってさえいなければ、誰が見ても危なくは感じないのがツーバイフォーの特徴でしょう。在来工法は、壁があってもそこに果たして筋交いが存在するかは、一見したところでは確認できません。
阪神淡路大震災でもツーバイフォーの住宅は95パーセント以上が震災後も補修なしで住める状態にあったと報告されています。
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