| 空気中の水蒸気量と空気の温度とは密接です。空気の温度が上がれば上がるほど、空気はたくさんん水蒸気を、空気の中に貯めておく事が出来ます。つまり、温度が高くなるほど空気中の水蒸気の量が多くならないと飽和状態にならないということです。
例えば気温0℃では、4.9g/m3です。気温20℃では、17.3g/m3、30℃では30.4g/m3と言う風になります。そして、空気の温度が20℃付近では、少々の水蒸気の量の増加では飽和しないのに10℃以下になると、わずかな水蒸気の増加でも、すぐに飽和してしまうことが分っています。
暖房をしている部屋より、していない部屋の方が結露が発生しやすいのはこのためです。
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